横綱・大関との対戦圏内は前頭3枚目である。照ノ
富士は翠富士と同部屋であるため、そして阿炎が休場
しているため、前頭西4枚目高安までが対戦圏内と
なる。8日目は東4枚目錦木と対戦した。相撲は、
照ノ富士が圧力をかけ、豪快な上手投げでころがし
た。調子をあげてきた。
これをもって照ノ富士は復調したといえるだろうか。
ここ2日は照ノ富士の相撲が取れている。だが、平幕
に惨敗した3敗3金星は同一場所として消えることは
ない。過ぎたことでどうしようもないが、これから
照ノ富士らしさを出していくしかない。9日目は高安
戦である。
大関負け組みの正代・御嶽海戦は早く組んだほうが
いい。出し惜しみする取組ではない。最終的に照ノ
富士の成績はどうなるのだろうか。9勝から11勝まで
考えられる。調子をあげていくなら11勝が考えられ
る。普通の常識的線なら10勝くらいである。全勝、
1敗、2敗がいるうちは優勝争いに加われないこと
になる。
1敗玉鷲は出足鋭く速攻で佐田の海を寄せ付けなか
った。玉鷲は9日目明生と対戦する。そのあと御嶽
海、逸ノ城、翔猿、翠富士、琴ノ若あたりになりそう
である。貴景勝は高安相手に熱戦なった。気をみて
引き落とした。貴景勝がどこまで優勝争いについて
いけるか、微妙である。
平幕中位で全勝となった北勝富士。9日目は若元春戦
である。いつ上位と対戦させるべきか。早いほうが
いい。13日目では遅すぎる。場所はいよいよ後半に
突入する。