大相撲

2021年九月場所総評

2021年9月27日

★白鵬引退のニュースが飛び込んできた。

白鵬の引退は場所中情報通から聞いていた。
朝青龍のおい豊昇龍と対戦してから辞めた
かったとか。新型コロナウイルスで宮城野
部屋ごと休場になり、かなわなかった。白鵬
はけして休場を望んでいたわけではなかった。
舞の海氏が言う「渡りに船」とは思っていな
かったのだ。白鵬の引退はまた別に詳しく
触れたい。

<白鵬最後の土俵入り>

★優勝争いについて

幕内上位に優勝争いができる力士がいない。
だからこうあってほしいと御嶽海の名前が
かすかな希望で出たりする。御嶽海が優勝
争いに加わらなくなってから約2年経過した。
優勝争いは幕内中位以下で星があがってきた
力士しかいなくなる。その力士もおのずから
限界がある。過剰な期待は禁物である。

★優勝した照ノ富士に関して

場所前から優勝候補は照ノ富士しかいなかっ
た。新横綱の場所だったが、その期待に応え
たといえる。今年3回優勝し、第一人者で
あることは間違いない。中には宇良戦など
耐えて勝つ長い相撲があったり、また大栄翔、
明生に不覚をとったりしたした相撲があった。
この辺はまだ課題があるとはいえ、完璧を
求めるのは酷かもしれない。

<5回目の優勝を達成した照ノ富士>

★2大関にについて

正代・貴景勝とも8勝7敗で終わった。クン
ロク大関ならぬハチナナ大関になってしまっ
た。正代対貴景勝戦がなくての成績だから
大関は地に落ちた。大関は特別優遇されて
いるが、結果がともなっていない。2場所
連続負け越しで関脇に降格という規定に甘え
てしまっている。正代・貴景勝は「地位だけ
大関」である。

<左から妙義龍、正代、御嶽海>

★関脇・小結に関して

出場停止の朝乃山を別にすると、御嶽海9勝
6敗、明生8勝7敗、高安4勝8敗3休、
逸ノ城8勝7敗と3人が勝ち越した。御嶽海
は横綱1人大関2人なら2ケタ勝ってもおか
しくない。そうならないのが御嶽海の御嶽海
たるゆえんである。明生は4勝7敗からよく
勝ち越した。照ノ富士に勝ったのはまさに
値千金だった。高安は6場所連続関脇・小結
在位だったが、出直しとなった。逸ノ城は
力強さともろさをみせた場所だった。3敗
優勝圏内の隠岐の海、遠藤に黒星をつけた
のは見せ場だった。

★九月場所最大の熱戦は

熱戦賞があるなら照ノ富士対宇良戦に贈り
たい。まさかの取組だったが、思いがけない
力のはいった熱戦もなった。宇良が照ノ富士
の上手投げにブリッジ体勢になったが、あそ
こから反撃はできない。投げられてまでまわ
しにしがみつくな、といわれている。

<熱戦となった照ノ富士対宇良>

★三賞について

殊勲賞大栄翔、技能賞妙義龍となった。2力
士は妥当である。阿武咲が勝ったら敢闘賞と
いうが、三賞は勝敗ではない。相撲内容で
ある。これまでも同様のケースはたびたび
あった。負けたらこれまでの14日間の相撲が
全否定はおかしい。相撲内容軽視は三賞の
本質からはずれている。

<三賞を受賞した大栄翔(前)と妙義龍>

★またしても多くの休場力士を出した

十両以上では北青鵬、炎鵬、旭大星、水戸龍、
1日だけ休場した剣翔、石浦、北勝富士、
琴ノ若、途中から出場した豊昇龍、白鵬。
これに出場停止の朝乃山、解雇になった貴源
治を加えると12人なる。これでは取組数が
減少する。十両の土俵入り後取組開始まで
やけに待たされた。

★九月場所の人気は

前半平日はガラガラだった。11日目あたり
から1階は埋まっていった。掛け値なしに
入ったのは14日目、千秋楽だった。一月場所
からはお茶屋が復活するかもしれないという
情報がはいった。二人マスで接待はしにくく、
飲食禁止でどの程度お茶屋のマスとなるかは
不明である。マス席がどうなるかは読めない。

★最後に場所の採点を

50点

福岡行き及び帰りの航空券を購入しました。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

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denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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