大相撲

■三月14日目 暗転の高安!強さ爆発照ノ富士!

2021年3月27日

3敗高安の14日目の平幕の対戦相手は誰に
なるかと思ったが、翔猿になった。動き回る
だけにいやな相手、取りづらい相手かもしれ
ない。だが、一緒に動き回るおろかさは13日
目の若隆景戦で学んだはずだ。がっちり捕ま
えてからじっくり寄り立てれば勝利はかたい
はずである。

相撲はあたり合って、翔猿が右へ動きながら
けん制し右おっつけ。離れて左四つ食い下が
らんとする翔猿。だがけん制から再び押し
合い探りあい。高安左四つに組み止め左かい
なを返して翔猿の右を万歳状態にした。両
まわしをがっちりとった高安万全の体勢を
つくる。翔猿右で高安の首をかかえ、右へ
まわる。

<高安対翔猿>

翔猿がけ返しにいくところを高安が一気に
出て東土俵へ寄り立てる。土俵際高安が体重
をかけてもたれていくが、翔猿捨て身の首
ひねりで高安の左膝が先についてしまった。
物言いがついたが、高安は敗れついに4敗と
なった。

<高安の左ひざが先につく>

高安は万全の態勢になれたのだから、まわし
をひきつけ腰を落として寄ればよかった。
ところが高安は一気に寄って体重を預ける
相撲を取ったため、破綻が生じた。一時の
勢いは完全に失われ、暗澹たる結果をひき
ずることになった。

もう一人の3敗照ノ富士は13日目から大関戦
にはいっている。14日目は朝乃山戦である。
4敗中の朝乃山はどのような相撲を取るか。
照ノ富士をどう攻略していくか。そこが焦点
である。 

<照ノ富士対朝乃山>

相撲は、朝乃山がもろ手突きにいくが、照ノ
富士右四つにがっちり組み止めた。右かいな
を返し上手を与えない。照ノ富士も上手が
引けないなか、果敢に出るのは照ノ富士。
上手を引いて出ると朝乃山下手投げでまわり
込む。照ノ富士再び寄り立て、かいなを
返して青房下土俵で寄り切った。

<朝乃山に勝って照ノ富士3敗単独トップ>

目についたのは照ノ富士の強烈な強さだけ
だった。13日目といい14日目といい大関相手
に大関以上の強さを発揮した。照ノ富士は
単独3敗となった。大関復帰は確実となっ
てきた。さらに優勝とダブルになるか。千秋
楽は照ノ富士にとって重要な一番となる。

観客が戻ってきた国技館でした。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

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denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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