1月28日の理事会で三月場所は大阪ではなく、
東京開催と決まった。大阪開催をあらゆる
角度から検討していると報じられた割には
あっさり決まった印象である。もう少し議論
をして結論が先送りされるのかと思っていた
が、そういうことはなかった。
メリットとリスクの問題があり、リスクの
ほうが大きいということである。特に地方
ではコロナ対策は困難を極めるということ
である。コロナ禍で大規模な移動は東京と
大阪の2度のPCR検査が必要ということ
である。また、宿舎が確保できるかわから
ない部屋がでてくるという。感染力士が出た
場合、入院が困難になるなどがリスクになる。
東京で開催予定だった大相撲トーナメントは
チケットを販売しながら、中止を決定した。
NHKの福祉大相撲も昨年開催中止を発表
している。
となるとワクチンがそうとういきわたらない
限り、地方場所の開催は難しいことになる。
ワクチンは2月中旬から医療従事者を中心に
始まる。しかし、日本中にいきわたるのは
来年以降になるという。まだまだ時間がかか
るのである。
一月場所のチケッとは12月の第一土曜に予定
通り発売された。しかし、三月場所のチケッ
トの発売日、詳細は現時点では発表されて
いない。非常事態宣言の元では発表しにくい
のか。非常事態宣言は3月7日まで続く予定
である。
通常開催はまだまだ遠い。なんでもないよう
なことが実は幸せなことだったと、思わずに
いられない。
電気・ガス料金の明細がペーパーレス化に
なります。
興味深いテーマをこれからもお届けします。