正代が5日目から休場した。新大関早々負け
越しで来場所はカド番である。新大関で負け
越した大関は、昭和以降では小野川(のちの
豊國)、男女ノ川、五ッ嶋、佐賀ノ花、松登、
豊山、前の山、大受、増位山、千代大海、
武双山、雅山、栃ノ心、貴景勝である。正代
は彼らについで15人目である。今場所幕内の
休場は5人目になる。そのうち横綱・大関で
4人である。これはかなり異常である。場所
が、盛り上がりようがない。
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11月12日の東京中日スポーツの北の富士さん
の「はやわざ御免」に興味深い記事があった。
正代は3日目の相撲で足首を痛めたらしく、
力なく土俵を割った。初日から相撲がバタ
バタしていたが、最悪の結果を招いてしまっ
た。5日目からの出場は無理かもしれないが、
できることなら無理を押してでも出るべきだ。
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昔の話をするようだが、栃ノ海関は右か左か
忘れたが、前腕を骨折しながら出続けて勝ち
越したことがある。私もけがで休みたいとき
もあったが、大関で休場したことは一度も
ない。土俵に上がると痛さを忘れる時もある。
今のご時勢でこんな根性論を言うと笑われ、
あきれる人がいるのは百も承知だが、休んで
はいけない。
昔の力士気質は遠くなってしまったという
ことか。正代の休場で千秋楽の協会挨拶は
5力士になる。以前のように横綱・大関だけが
協会挨拶で土俵に上がっていた時代なら1人
になる。千秋楽結びの一番は番付どおりなら
異例の大関貴景勝対関脇御嶽海になる。
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5日目、一人大関となった貴景勝は大栄翔と
対戦した。貴景勝あたって突きたてそのまま
突き出した。大栄翔にまったくつけいるスキ
を与えなかった。貴景勝は調子をあげてきた。
5連勝で序盤を終えた。
全勝対決となった照ノ富士対北勝富士戦。
照ノ富士は今日も力強かった。北勝富士を
がっちりつかまえ、相手を持ち上げ気味に
上手投げで決めた。照ノ富士を追い込む力士
は序盤戦いなかった。価値ある5連勝となっ
た。
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新しい相撲仲間K氏と一緒に観戦しました。
興味深いテーマをこれからもお届けします。