五月場所、白鵬が37回目の優勝を全勝で飾った。白鵬の
強さは、全盛期は過ぎ去ったが、まだまだ他の追随を許さ
ない。特にここ一番の稀勢の里戦でみせた強さは、稀勢の
里より何枚も上だった。そんな白鵬が、繰り出すかち上げが
問題になっている。肘で相手の顔面を狙うかちあげである。
勢を一発でふっとばした。一瞬何が起きたかわかりにくかっ
た。強烈な張り手で一瞬に膝からくずれる相撲は見たことは
あった。勢の場合は、顎に肘が入ったことによる一発KOだ
った。
ない。特にここ一番の稀勢の里戦でみせた強さは、稀勢の
里より何枚も上だった。そんな白鵬が、繰り出すかち上げが
問題になっている。肘で相手の顔面を狙うかちあげである。
勢を一発でふっとばした。一瞬何が起きたかわかりにくかっ
た。強烈な張り手で一瞬に膝からくずれる相撲は見たことは
あった。勢の場合は、顎に肘が入ったことによる一発KOだ
った。
少し以前に大砂嵐が同様のかちあげをみせていたが、最近
は影をひそめ、見られなくなった。そもそも、かちあげは相手
の体を起こすために用いる立ち合いに繰り出す技である。
腕を曲げて相手の主に胸にあて、体を起こしてそこを攻め
込むために用いる。古くは吉葉山、北の湖が用いた。北の
富士もたまにやったことがあるが、顔にいれる力士はいな
かった。顔では体を起こすことはできない。
は影をひそめ、見られなくなった。そもそも、かちあげは相手
の体を起こすために用いる立ち合いに繰り出す技である。
腕を曲げて相手の主に胸にあて、体を起こしてそこを攻め
込むために用いる。古くは吉葉山、北の湖が用いた。北の
富士もたまにやったことがあるが、顔にいれる力士はいな
かった。顔では体を起こすことはできない。
場所後、恐るべき事態が発覚した。白鵬のかちあげは、
ついには豪栄道の顔面骨折にまで広がりをみせた。白鵬
対豪栄道戦は12日目に実現している。豪栄道の残りの3
日間は、対戦相手ではなく、顔面骨折との戦いだったこと
になる。豪栄道の負傷は左眼窩壁と危ない箇所である。
になる。豪栄道の負傷は左眼窩壁と危ない箇所である。
今後、検査と手術をどうするか決めていくという。
白鵬のかちあげは、厳密にはかちあげになっていない。
そうなると肘を相手の顔面にいれることの是非が問われ
る。勢戦・豪栄道戦は、どちらも勝負は成立し、特に審
判部からは何の指摘もなかった。何の指摘もないままで
は認めているのと同じことになる。このままでは豪栄道
同様の犠牲者を生みかねない。このことは、立ち合いに
手をおろすか否かよりはるかに重要な要素を含んでいる。
協会・審判部の早急な対応が不可欠である。
6月梅雨の季節
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