大相撲

相撲ショートショート

2016年1月4日

■立ち合い
 
相撲の勝負の7、8割は立ち合いで決まるという。それ
ほど大切な立ち合いが乱れていたことがあった。大鵬
時代の名勝負をご覧になった方はお気づきかと思うが、
当時は制限時間後手をおろさない立ち合いが当たり前で
あった。立ち合いに待ったをすれば、相手はお返しの待
ったをする。これだけでも立ち合いはめちゃくちゃである。
立ち合いの乱れは横綱でいうと栃錦からだという。

現在、立ち合いは手をつくようになった。手をつくという
言い方をするが、実は手はつきにいくのではない。腰を
割れば、手は自然とおりるのである。そうすれば立ち合
いの変化にばったり手をつくことはない。腰高の立ち合
い、相手を上目で見ない立ち合いはではいい相撲は取
れない。

■一月場所の人気
 
一月場所初日まで1週間を切った。新しい年の最初の場
所の人気はどうか。昨年の九月場所は15日間満員札止め
というこれ以上ない人気であった。ある箇所の席の減り
方を調べてみた。むろん、昨年の九月場所には及ばない。
しかし、昨年の一月場所、五月場所よりはよりはいい。
となると昨年同様15日間満員御礼もありうる。

ただ、相撲自体が面白くなっているかどうかは別問題で
ある。相撲仲間は前回ほど観戦回数は多くない。どんな
商売でもリピーター客は大切である。大相撲もリピータ
ー調査をしてはいかがだろうか。入場するとき相撲帳(仮)
にスタンプを押すというのはどうだろうか。

■ファンサービス

協会は和装dayやLINE登録プレゼントなどフンサービスに
つくしている。和装dayはプレゼントをいただいた後は着
がえてしまう方もいるようであある。根本的なサービス
はいまだ実現していない千秋楽の三賞受賞者の発表、そ
の日の休場者の発表である。スマホをもっていればわか
るかもしれないが、そうでない人には不親切である。

今となっては不可能かもしれないが、2階の貴賓席は使
用していないときは解体して一般席として使用できれば
多くのお客さんが観戦できるのにとてももったいない。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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