一時期平成生まれの新十両・新入幕が話題になったこと
がある。まだ、平成生まれが珍らしかった。しかし、いま
や平成27年も暮れようとしている。平成元年、あるいは
平成2年生まれも20代後半になってきた。故北の湖理
や平成27年も暮れようとしている。平成元年、あるいは
平成2年生まれも20代後半になってきた。故北の湖理
事長、八角新理事長ともに土俵の充実をスローガンに
している。しかし、重量級ぞろいの現代ではどうしても大
している。しかし、重量級ぞろいの現代ではどうしても大
味な相撲になりがちである。体が傾いたら復元しにくい。
技の大相撲からはほど遠い。
しかし、もっと深刻な問題がある。大関候補が皆無なの
である。いちおう24歳以下を若手とするなら、幕内は照
ノ富士・逸ノ城・大砂嵐・御嶽海・千代鳳と今度入幕が
予想される正代だけである。照ノ富士はすでに大関だか
ら、除外すると5人しかいない。琴奨菊・豪栄道に限界
がみえるだけに横綱を狙える大関候補がほしいところで
ある。
<2014年九月 逸ノ城、鶴竜を倒す>
本来なら逸ノ城が照ノ富士の対抗勢力であるべきだが、
2015年は頭打ちだった。新入幕で旋風を巻き起こした
勢いは消えてしまった。進歩がみられない。パワーアップ
勢いは消えてしまった。進歩がみられない。パワーアップ
も工夫も感じられない。逸ノ城は立ち合いで相手を圧倒
するあたりがほしい。差したらかいなをかえすとそれだ
けで相手は上体がおきる。あるいはすくい投げに転じる
だけの威力が必要である。このまま終わってはあまりに
も惜しい逸材である。
大砂嵐は地力をつけてきているが、ケガが多い。ひとこ
ろ多用していたかち上げがかげを潜めた。上位でも少し
ずつ通用してきている。しかし、現在のままだと三役、
上位勝ち越しはみえない。まずケガを直し、ケガをしな
い取り口を身につけることである。
千代鳳はある程度相撲が固まってきた。御嶽海・正代は
成長の余地はある。ただ、学生相撲出は大きく飛躍する
かどうか、見極めにくい。豊山(前名内田)や輪島が出て
きたときは将来大物になるオーラがあった。御嶽海・正代
はまだその域までいっていない。今後、プロでの精進次
第である。
きたときは将来大物になるオーラがあった。御嶽海・正代
はまだその域までいっていない。今後、プロでの精進次
第である。
<御嶽海>
プロ相撲が興行的に盛り上がるのは、新大関・新横綱の
誕生である。それが来年は見られるか。現状では難しい
が、打破する意気込みがみたい。
いつもご愛読ありがとうございます
下部2カ所をクリックして応援してただければ幸いです
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑