白鵬は日馬富士から金星を取った佐田の海を恐れず攻めて
圧勝。日馬富士はこれまで4勝0敗の北太樹を危なげなく
退けた。琴奨菊が最高の当たりをしても照ノ富士には
もはや通じなくなってきた。地力はすでに三月場所で
逆転している。予想通り照ノ富士が1敗を守った。この日
大きな波乱はなかった。
さて残り8日間土俵ははどんな展開になるか。白鵬・日馬
富士・照ノ富士が優勝争いの中心になるが、へたをすると
彼らはもう1敗するかもしれない。となると優勝は
2敗、場合によっては3敗で優勝決定戦になる可能性も
ありえる。
安定性は白鵬が抜群だが、今場所は今までよりはいくぶん
ダウン気味。若さと勢いプラス地力急上昇で大関への
足がかりを築きたいのが照ノ富士。日馬富士は鋭い立ち
合いで相撲が取れれば期待できる。鍵を握るのは稀勢の
里戦とお互いの対戦である。ただし、日馬富士と照ノ
富士は同じ部屋のため本割での対戦がない分有利では
ある。
白鵬が危ない相撲を取ったとしてもしのぐ力量からやはり
一番手である。併走するのは照ノ富士で直接対決となる
白鵬戦に勝利すれば優勝に近づく。二番手である。日馬
富士は取りこぼしという点ではまだありそうな気がする
ので三番手とする。
優勝以外では遠藤と逸ノ城にふれておきたい。遠藤は
ようやく1勝をあげた。後半けがを悪化することなく、
着実に勝ち星をふやすしかない。星勘定よりも1日1番に
集中することである。逸ノ城はこらえることなくあっ
さり負けて重症である。大相撲に消化試合はない。後半
巻き返しをはかる気力と存在感を示していただきたい。
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