大相撲

日はまた昇る 復活栃ノ心

2014年10月16日

九月場所、十両の栃ノ心が全勝優勝して幕内復帰を決定的
にした。15日制になって十両で全勝優勝したのは、栃光・
豊山(内田)・北の富士・把瑠都についで5人目となる。
もっとも栃ノ心は元小結という点が4人と異なるものの
幕下まで陥落した後の十両全勝優勝だから見事である。
140928千秋楽十両幕下以下 819
<九月場所十両優勝の表彰>
 
そもそも、栃ノ心は2008(平成20年)の七月場所の入幕
から昨年(2013年)の七月場所まで約5年半、幕内を維持
してきた。にも関らず、七月場所の5日目の徳勝龍戦で
右膝前十字靭帯断裂及び右膝内側側副靭帯断裂の大ケガに
襲われ途中休場するはめになった。そのため、十両陥落
したものの2場所連続全休。さらに幕下に落ちても全休
と4場所連続休場という悲惨な状況に追い込まれた。

かつて栃ノ心同様過酷な運命に陥った力士がいた。竜虎だ。
左アキレス腱断裂で4場所連続休場して幕下まで陥落した。
この間、ベッドで上半身だけ鍛える姿が報道されりもした。
復帰は幕下43枚目からスタートした。幕下3場所、十両
3場所を要して幕内へ復帰した。

復帰後は横綱北の湖から金星を奪ったり、小結に返り咲い
たりして活躍した。しかし、復帰12場所目に今度は右アキ
レス腱を切ってしまった。土俵の上では苦痛に顔がゆがむ
竜虎が忘れられなかった。これが竜虎最後の一番となった。
140321十三日目幕下以下 518
<三月場所、武蔵海に勝って幕下優勝>
 
栃ノ心は幕下2場所連続優勝、十両2場所連続優勝という
華々しい実績を引き下げて幕内に戻ってくる。七月場所
では逸ノ城を本割・優勝決定戦と連勝している。見ように
よっては以前より強くなっている気さえする。幕内で
ゆくゆくは再び激突する逸ノ城戦をはじめ、横綱・大関戦が
楽しみになる。
140727千秋楽十両 330
<七月場所十両本割で逸ノ城から勝利>
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denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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