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■三日目 琴奨菊の今後

大関琴奨菊が豊ノ島にあたり負けし、後手にまわって
切り返しで敗れた。それにしても負け方も、テー
ピングしている右肩も痛々しい限りである。先場所
右大胸筋断裂全治3カ月と診断されたて休場した
負傷は当然治癒しているわけがない。カド番だから
無理して出場したのだろうが、相撲が取れるの
だろうか。

負けがこんだから休場というこれまで多くの横綱・
大関がとってきたパターンはいただけない。相撲を
取るなら最後まで取る。力士生命に影響がでるなら
早めの休場が望ましい。

横綱玉の海は1971(昭和46)年九月場所、休場を
すすめる周囲に対し出場を決めた。「ぶざまな相撲を
取ったら遠慮なく批判してください」とNHK解説者で
あり報知新聞切り捨てご免欄の筆者である玉の海さんに
語っている。横綱玉の海はこの場所不調ながらも
右四つ、腰でとる相撲を取り12勝3敗で乗り切って
責任を果たした。玉の海は休場のあり方に貴重な
指針を示してくれた。
140114三日目幕内 966

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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