11日目のメインイベントは1敗同士の対戦霧島対豪ノ山である。も
っとも豪ノ山は今場所初の上位強豪との対戦である。豪ノ山の1敗
は正代戦である。豊昇龍、高安、熱海富士、琴勝峰戦はまだである。
いくら何でも横綱戦なき優勝となったら印象が悪い。

豪ノ山は相手が誰であろうと馬力で圧倒する相撲しかない。霧島は
そういう相撲に苦戦するタイプである。相撲は、豪ノ山がパワーで
霧島を追い込む。しかし、霧島はうまくまわりこんで相手の圧力を
かわしながら突き落とした。豪ノ山は相撲に勝って勝負で負けた。
霧島は単独1敗でトップに立った。豪ノ山は12日目琴櫻戦である。
これって本当に妥当なのか?
2敗琴勝峰は大関安青錦と組まれた。ほかに相手がいなかったのか。
今の安青錦にストッパーの役目が果たせるとは限らない。なにしろ
ここまで5勝5敗である。大関の面目丸つぶれである。相撲は琴勝
峰のはたき込みに安青錦が大きく泳いでダイブした。

琴勝峰の2敗は大栄翔と正代である。豊昇龍、霧島、高安、熱海富
士戦を残している。しかし、12日目はなぜか5勝6敗の義ノ富士戦
である。やはり、横綱戦無き優勝はしらける。今のままでは優勝し
ても物足りない印象になる。
2敗豊昇龍は高安と対戦した。高安は4敗で完全に優勝戦線から脱
落している。だが、勝ち越して関脇を守るためにも勝っておきたい
ところだ。相撲は、高安が圧倒した。豊昇龍はうまくまわり込んで
引き落とした。12日目は霧島と優勝をかけた大一番になる。

11日目を終え、1敗霧島。2敗は豊昇龍・琴勝峰・豪ノ山となった。
琴勝峰の対戦相手に上位強豪がいないのが気になる。