隆の里と千代の富士の幕内の対戦成績は、隆の里の16勝12敗。昭和58年七月場所から59年一月場所まで4場所連続で千秋楽の相星決戦になり、隆の里が4番のうち3番を取った。
相撲記者・田口 通廣の記事(2026年2月14日)の星取による。令和8年九月場所の千秋楽も、横綱と大関の相星決戦だった(下の見出し)。
ポパイかウルフか。千代の富士にとって隆の里はいやな存在だった、と田口は書いている。
隆の里 対 千代の富士|番付の局面ごとの対戦成績
幕内の初対戦は昭和53年一月場所で、ともに平幕下位だった。このときは隆の里が寄り切りで勝った。
| 対戦時の番付 | 隆の里の成績 |
|---|---|
| 関脇以下どうし | 4勝4敗 |
| 隆の里 関脇以下・千代の富士 大関 | 1勝2敗 |
| 隆の里 関脇以下・千代の富士 横綱 | 3勝 |
| 相星決戦の前まで(合計) | 12勝9敗 |
| 千秋楽の相星決戦(4番) | 3勝1敗 |
| 幕内の通算 | 16勝12敗 |
相星決戦4番の一覧
| 場所 | 番付 | 千秋楽の星 | 勝った力士 | 優勝 |
|---|---|---|---|---|
| 昭和58年七月場所 | 大関と横綱 | 1敗どうし | 隆の里(寄り倒し) | 隆の里(場所後に横綱) |
| 昭和58年九月場所 | 東西の両横綱 | 全勝どうし | 隆の里(吊り出し) | 隆の里(新横綱で全勝) |
| 昭和58年十一月場所 | 横綱どうし | 1敗どうし | 千代の富士(一気の寄り) | 千代の富士(9回目) |
| 昭和59年一月場所 | 横綱どうし | 2敗どうし | 隆の里(吊り出し) | 隆の里(4回目・最後) |
第1戦|昭和58年七月場所、大関隆の里が寄り倒し
相星決戦は昭和58年七月場所から始まった。大関隆の里は11日目に大関北天佑に敗れて1敗。横綱千代の富士は9日目に小結舛田山に敗れて1敗だった。
横綱北の湖が全休のため、両雄は千秋楽に激突した。相撲は右四つで、千代の富士は上手が取れず、胸があった。隆の里の上手が切れ、上手を取った千代の富士も攻め切れなかった。
再び上手を取った隆の里が吊り寄りで攻め、正面土俵に寄り倒した。隆の里は場所後、横綱に昇進した。

第2戦|昭和58年九月場所、東西両横綱の全勝決戦
翌九月場所は、東西両横綱の千秋楽全勝決戦になった。大正15年の公式優勝制度以降、若乃花対栃錦、大鵬対柏戸(2度)に続き4度目のことだった、と田口は書いている。
立ち合いは右四つで、隆の里は上手が取れなかった。千代の富士が攻めようとしたとき、隆の里が上手を引いて吊り出した。
隆の里は新横綱で15戦全勝優勝を達成した。新横綱での15戦全勝優勝は史上初だった。
第3戦|昭和58年十一月場所、千代の富士が一気の寄り
第3戦は翌十一月場所に実現した。千秋楽1敗どうしで、隆の里は4日目に、千代の富士は初日に大ノ国に敗れていた。
千代の富士が右四つで食い下がる体勢をつくり、隆の里に上手を与えずに一気に寄って勝負をつけた。千代の富士の9回目の優勝だった。

第4戦|昭和59年一月場所、隆の里が吊り出し
最後の相星決戦は昭和59年一月場所で、4場所連続となった。千秋楽2敗どうしで、千代の富士は北天佑・朝潮に、隆の里は逆鉾・朝潮に敗れていた。
隆の里が左で素早くまわしを取り、右四つで胸があった。千代の富士は上手が取れずに苦戦し、隆の里が吊り出しで勝負を決めた。隆の里の最後の優勝で、4回目だった。
令和8年九月場所の千秋楽も相星決戦|横綱大の里と大関安青錦
令和8年九月場所(2026年)は、千秋楽の結びが横綱大の里と大関安青錦の相星決戦になった。14日目を終えて11勝3敗は2人だけで、大の里が突き出しで勝って12勝3敗とし、6回目の優勝を決めた。
横綱と大関の千秋楽の相星決戦は、昭和58年七月場所の第1戦(大関隆の里と横綱千代の富士)と同じ番付の組み合わせにあたる。田口は千秋楽の記事で「幕内は結びの一番大の里対安青錦の相星決戦で優勝が決まる。」と書いている。
協会の「日別の取組・結果」(令和八年九月場所の十四日目・千秋楽)と「各段の優勝力士・三賞力士」、大の里の力士プロフィール(幕内優勝の回数)による。2026年9月28日確認。
隆の里と千代の富士についてよくある質問
Q. 隆の里と千代の富士の対戦成績は?
A. 幕内の対戦は隆の里の16勝12敗です(相撲記者・田口 通廣の記録)。
Q. 4場所連続の相星決戦はどちらが勝ちましたか?
A. 隆の里の3勝1敗です。昭和58年七月場所・九月場所と59年一月場所を隆の里が、58年十一月場所を千代の富士が取りました。
Q. 隆の里の新横綱での全勝優勝とは?
A. 昭和58年九月場所の千秋楽、東西両横綱の全勝決戦で千代の富士を吊り出し、新横綱で15戦全勝優勝した一番です。
Q. 最近の千秋楽の相星決戦は?
A. 令和8年九月場所の千秋楽、11勝3敗で並んだ横綱大の里と大関安青錦が結びで当たり、大の里が突き出しで勝って6回目の優勝を決めました(協会の記録)。
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