IGアリーナでは多くの相撲仲間と出会った。地元愛知ではK氏、
Y氏と出会った。最近では東京から来たKW氏、I氏、A氏と再会
した。本日9日目はF氏そして思いがけないN氏と出会った。しば
らくはN氏のマスで観戦した。まだすいていたが、かなり前の観客
の頭が気になった。それも特別大きな方ではなかった。
下位で1敗の新入幕草野が隆の勝の押し出しに敗れた。大鵬が新入
幕で11連勝したようなわけにはなかなかいかない。大鵬には将来の
大物の印象を強くもった。1敗一山本は豪ノ山を引き落として勝ち
越しを決めた。10日目は3勝6敗の明生だから不可解な取組である。
1敗玉鷲は阿武剋に屈し、2敗となった。

2敗安青錦は若元春と対戦した。ここでも技能派を思わせる下手捻
りで決めた。捻りは投げと逆の動きをする。安青錦は今場所内無双・
押し出しが2番あるが、そのほかは全部違う決まり手である。10日
目は琴櫻に勝利した金峰山と対戦する。平幕相手にどこまで快進撃
が続くか見物である。
1敗霧島は前日大の里を破った伯桜鵬と対戦した。仕切り制限時間
後、伯桜鵬が3度もつっかけ立ち合いが成立しなかった。霧島はそ
れで調子を落としたわけではないだろう。だが、伯桜鵬に攻め立て
られ押し出しで土俵をわった。痛恨の1敗になってしまった。霧島
は思わぬ一番を落とし2敗に後退した。

2敗同士の対戦となったのが大の里対高安戦である。優勝争いが混
沌とした大きな原因は大の里の2敗にある。いずれも金星であった。
大の里はいつもの相撲に戻った。高安を立ち合いから圧倒し、寄り
切った。10日目は2敗玉鷲と激突する。負けられない一番が続く。
