多いままの再雇用者

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最近元貴景勝の湊川の激ヤセが話題になった。湊川の年寄株は元大
徹が再雇用の途中で譲ったカタチになった。同様に尾車は元琴風が
再雇用中に琴恵光に、荒磯の元若嶋津は再雇用のときに琴勇輝に移
行した。以前、再雇用元竹葉山が石浦に間垣を譲ったことがあった。
これで再雇用者はいったん減ったような印象だった。

湊川

だが事態はさほどでもない。以下が再雇用者である。
峰崎(元三杉磯)
立田山(元察洲灘)
高島(元高望山)
鏡山(日多賀竜)
入間川(元栃司)
陸奥(元霧島)
花籠(元大寿山)
これに元旭富士の宮城野が加わる予定である。8人に及ぶ。よくわ
からない礼後作法担当職がある。

再雇用制度は65歳の定年を迎えた親方が、70歳まで雇用できる制度
である。ただし、部屋持ちや要職につくことはできない。2014年11
月理事会で承認された。最長5年間、年寄名跡を保有したまま参与
として協会に残ることを認める制度である。再雇用されると、給与
は主任と同額になる。

鏡山

再雇用制度は年寄株の回転を悪くしている。年寄株を入手困難にし
ている。定年制を無実化している。そのため現役力士の年寄株入手
を困難にしている。借株の親方も同様である。

年寄は最大105で多いと言われてきた。これは東西合併のとき、東
京相撲と大阪相撲の年寄数がそのまま合わさった数である。関取70
人よりはるかに多い。再雇用制度はなくてはならないものなのか。
様々な弊害のなかで年寄だけが特別扱いされている。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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