2026年9月時点では、参与(再雇用)の親方は11人。日本相撲協会の職務分掌(令和8年9月1日現在)の「参与」の欄にいる人数で、この記事の8人のうち峰崎の名跡はいま「未襲名名跡」として載り、残る7人は参与の欄にいる。この記事に名前の無い熊ヶ谷(元大竜)・陣幕(元富士乃真)・白玉(元琴椿)・常盤山(元隆三杉)を含む11人の顔ぶれと、70歳になる年月は年寄株の空きと定年が近い親方の一覧【2026年9月時点】にまとめた。以下は田口 通廣が2025年6月に書いた本文である。
最近元貴景勝の湊川の激ヤセが話題になった。湊川の年寄株は元大
徹が再雇用の途中で譲ったカタチになった。同様に尾車は元琴風が
再雇用中に琴恵光に、荒磯の元若嶋津は再雇用のときに琴勇輝に移
行した。以前、再雇用元竹葉山が石浦に間垣を譲ったことがあった。
これで再雇用者はいったん減ったような印象だった。

だが事態はさほどでもない。以下が再雇用者である。
峰崎(元三杉磯)
立田山(元察洲灘)
高島(元高望山)
鏡山(日多賀竜)
入間川(元栃司)
陸奥(元霧島)
花籠(元大寿山)
これに元旭富士の宮城野が加わる予定である。8人に及ぶ。よくわ
からない礼後作法担当職がある。
再雇用制度は65歳の定年を迎えた親方が、70歳まで雇用できる制度
である。ただし、部屋持ちや要職につくことはできない。2014年11
月理事会で承認された。最長5年間、年寄名跡を保有したまま参与
として協会に残ることを認める制度である。再雇用されると、給与
は主任と同額になる。

再雇用制度は年寄株の回転を悪くしている。年寄株を入手困難にし
ている。定年制を無実化している。そのため現役力士の年寄株入手
を困難にしている。借株の親方も同様である。
年寄は最大105で多いと言われてきた。これは東西合併のとき、東
京相撲と大阪相撲の年寄数がそのまま合わさった数である。関取70
人よりはるかに多い。再雇用制度はなくてはならないものなのか。
様々な弊害のなかで年寄だけが特別扱いされている。