三月場所番付が発表された。横綱・大関は3人と少数になった。王
鵬が新関脇に昇進した。新小結かと思われていたが、一気に駆け上
がった。そのため、霧島が小結に留まった。

横綱・大関との対戦圏内は上位に休場がいない場合は東5枚目宇良
までである。あらたに圏内に入って来たのが高安、一山本である。
千代翔馬は先場所途中まで好成績で大の里、豊昇龍と対戦している。
また先場所東関脇だった若元春は3大関戦がなかった。今度は西筆
頭なので最初から大関・横綱戦が組まれると予想される。

幕内下位は苦しい編成になった。翠富士、阿武剋は負け越し1点で
現状維持になった。宝富士、琴勝峰など負け点より小幅降格が目立
った。十両と幕内は5人交代した。照ノ富士の引退で計6人が幕内
入りした。新入幕は新星安青錦である。
十両は元幕内が10人となった。十両定員は28人である。白鷹山は十
両在位が31場所と長期になった。三月場所で32場所になる。入幕の
チャンスを逃した嘉陽が再び挑む。栃大海が幕を狙える位置まで番
付を上げてきた。新十両は若ノ勝、大辻、草野である。

紙一重で十両を逃した宮城・石崎が幕下東西の筆頭に位置した。先
場所幕下優勝した夢道鵬は西3枚目まで番付を上げてきた。炎鵬は
幕下30枚目まで番付を戻した。朝乃山は三段目21枚まで番付を下げ
た。
三月場所は9日が初日である。