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■23名9日目 2023年七月場所の行方

照ノ富士がくずれ、休場してしまったことで、混迷
の時代に逆戻りした。その中での優勝予想は難しか
ったが、9日目を終えてようやく優勝が見えてきた。
七月場所の行方はどうなるのか。

<豊昇龍、掛け投げで逆転>

1敗の豊昇龍、錦木、北勝富士は今日も勝って1敗
を守った。もっとも、豊昇龍は3勝5敗の平戸海、
錦木は1勝7敗の御嶽海だから勝って当然であった。
わくわく感がまるでない取組だった。特に優勝争い
トップの錦木が1勝しかしていない御嶽海と対戦す
るのは理解に苦しむ。勝ち越した北勝富士は早めに
錦木、豊昇龍と対戦させることである。12日目では
遅すぎる。

豊昇龍は明日10日目琴ノ若戦である。残りは霧島、
大栄翔、若元春、北勝富士あたりが予想される。
大栄翔、若元春とは大関昇進をかけたサバイバル戦
になりそうである。優勝すれば大関は文句なしで実
現する。

錦木は明日10日目明生戦である。三役とは対戦済み
なので今後北勝富士、宇良、玉鷲、場合によっては
遠藤が対戦相手として考えられる。対戦相手は錦木
が有利である。あとは優勝戦線を生き抜く力がどこ
まであるか次第である。

北勝富士は優勝戦線の豊昇龍、錦木、大栄翔、若元
春が予想される。4敗したら上位戦は終了である。
北勝富士に上位を勝ち抜く力があるか。現段階では
少し考えにくい。

<阿炎を退け2敗を守った大栄翔>

2敗組にもチャンスはある。大栄翔、若元春、遠藤
である。これからは大関昇進をかける豊昇龍、大栄
翔、若元春の星の潰し合いが見所である。展開によ
って、大関昇進は持ち越しもあり得る。

優勝は強さをもっとも感じさせる豊昇龍が本命であ
る。ただ、混迷の時代なので絶対ではない。対抗は
錦木と優勝の実績がある大栄翔である。

<若元春、力強い相撲で宇良を圧倒>

暑すぎる七月場所は残り6日間になった。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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