大相撲トーナメント大会が復活した。2020年以来で
ある。昨年はコロナ部屋ごと休場騒ぎで中止せざる
をえなかった。マス席は2人マスだった。2階席は
50%台の入りに見えた。白鵬引退大相撲の後だけに
影響が出ても不思議ではない。
十両では優勝決定巴戦に北青鵬、照強、北の若が進
出した。照強は来場所幕下が濃厚なだけに奮闘した。
優勝決定巴戦は北の若が2連勝して賞金50万円を獲
得した。
OB戦は勢対蒼国来、魁聖対豊響がおこなわれた。
いずれもまだ髷がある勢、魁聖が勝利した。解説は
鶴竜だった。
幕内は思いもよらぬ展開になった。妙義龍、東龍が
準々決勝まで勝ちあがったのである。2回戦から戦
う幕内が多いなかで、東龍は1回戦から3勝したの
である。大関貴景勝は3回戦で敗退した。
決勝に進出したのは豊昇龍と大栄翔である。上位同
士の決勝に安堵した。相撲は、本場所同様大栄翔の
突き押しに豊昇龍はなすすべなく土俵を割った。
大栄翔あっぱれの優勝であった。賞金250万円を獲
得した。三月場所はこの勢いのまま突っ走るだろう
か。三月場所は三寒四温との戦いが待っている。