■6位 5場所連続休場後鶴竜引退
4場所連続休場していた鶴竜は三月場所も
休場し、再起にかけることになった。ところ
が場所中引退を表明した。鶴竜の稽古ぶり
から出場は難しいとは容易に想像できた。
鶴竜は日本国籍が取得できないため、やめる
にやめられない時期があった。外国籍の力士
は親方になるためには日本国籍を取得しなけ
ればならなかった。野球やサッカーでは外国
人であっても指導者になれる。こんな競技は
大相撲だけである。
なかなか日本国籍取得といかない日々が続い
ただけに落ち着かない日々が続いた。ところ
が、2020年12月、ようやく鶴竜は日本国籍を
取得した。これで親方として協会に残れる。
後進の指導にあたれる。それでも鶴竜の休場
は続いた。そして再び土俵にあがることなく
引退した。技能横綱として一斉を風靡した
鶴竜、さしみのうまさ、もろざし、まきかえ、
下手投げ、出し投げなど、こんな技が出る
横綱は珍しかった。35歳だった。
KW氏が白鵬と併せ1位に、T氏・M氏が
7位にあげている。
■5位 予想外!大栄翔が初優勝
今年の大相撲は大栄翔から始まった。突き
押し相撲が花開いた瞬間だった。押し相撲は
調子よくリズムにのると手がつけられない
ことがある。またどこからいっても勝てない
という相手に押し相撲なら攻略の可能性が
でることがある。大栄翔は大関・関脇・小結
を総なめにして初優勝だった。次点とは2差
ついていた。
大栄翔は埼玉県出身である。埼玉県というと
ふるさと感はあまりないように思われるかも
しれない。人によっては東京勤務のベッド
タウンとして住んでいる方もいる。ださい
たまといじられることもあった。だが、埼玉
県朝霞市は熱狂した。大栄翔の優勝はそれ
ほど大きな出来事だった。一気に大関かと
いう声があったが、簡単ではなかった。大栄
翔の押しの技能はもっと評価されていい。
M氏が3位に、S氏が5位に、A氏が6位に
あげている。
年賀ハガキを書き始めました。
興味深いテーマをこれからもお届けします。