大相撲

2021年大相撲10大ニュース6位・5位

■6位 5場所連続休場後鶴竜引退

4場所連続休場していた鶴竜は三月場所も
休場し、再起にかけることになった。ところ
が場所中引退を表明した。鶴竜の稽古ぶり
から出場は難しいとは容易に想像できた。
鶴竜は日本国籍が取得できないため、やめる
にやめられない時期があった。外国籍の力士
は親方になるためには日本国籍を取得しなけ
ればならなかった。野球やサッカーでは外国
人であっても指導者になれる。こんな競技は
大相撲だけである。

<鶴竜親方>

なかなか日本国籍取得といかない日々が続い
ただけに落ち着かない日々が続いた。ところ
が、2020年12月、ようやく鶴竜は日本国籍を
取得した。これで親方として協会に残れる。
後進の指導にあたれる。それでも鶴竜の休場
は続いた。そして再び土俵にあがることなく
引退した。技能横綱として一斉を風靡した
鶴竜、さしみのうまさ、もろざし、まきかえ、
下手投げ、出し投げなど、こんな技が出る
横綱は珍しかった。35歳だった。

KW氏が白鵬と併せ1位に、T氏・M氏が
7位にあげている。

■5位 予想外!大栄翔が初優勝

今年の大相撲は大栄翔から始まった。突き
押し相撲が花開いた瞬間だった。押し相撲は
調子よくリズムにのると手がつけられない
ことがある。またどこからいっても勝てない
という相手に押し相撲なら攻略の可能性が
でることがある。大栄翔は大関・関脇・小結
を総なめにして初優勝だった。次点とは2差
ついていた。

<大栄翔初優勝>

大栄翔は埼玉県出身である。埼玉県というと
ふるさと感はあまりないように思われるかも
しれない。人によっては東京勤務のベッド
タウンとして住んでいる方もいる。ださい
たまといじられることもあった。だが、埼玉
県朝霞市は熱狂した。大栄翔の優勝はそれ
ほど大きな出来事だった。一気に大関かと
いう声があったが、簡単ではなかった。大栄
翔の押しの技能はもっと評価されていい。

M氏が3位に、S氏が5位に、A氏が6位に
あげている。

年賀ハガキを書き始めました。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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