今場所最大の注目力士稀勢の里は、2日目を
迎えてますます注目度をあげている。それは
対戦相手がパワー相撲でありながらねばりも
あり、土俵際も気が抜けず、1勝2敗の対戦
成績の貴景勝であるからだ。稀勢の里にとっ
て関脇以下で最も危険な対戦相手である。
危険な対戦相手はかつて稀勢の里が、白鵬、
日馬富士、鶴竜相手に言われた言葉である。
平成28年十一月場所では優勝鶴竜をはじめ
3横綱を撃破している。時が移り、季節を
経て今度は稀勢の里が危険な相手を迎える
ことになった。
稀勢の里対貴景勝は横綱2番目の取組で実現
した。貴景勝の激しい当たりに稀勢の里四つ
になれずに東土俵に後退。そこへ貴景勝が
いなすと稀勢の里が大きく泳ぎ、西土俵徳俵
で残す。館内は悲鳴の連続。踏み留まった
稀勢の里が貴景勝を突き落とした瞬間、館内
は歓喜と拍手へと変わった。
ある。稀勢の里にやらなければという気負い
はない。貴景勝に追い込まれても稀勢の里に
あせりは見えなかった。それどころか、この
程度なら大丈夫といわんばかりの表情だった。
初日気持ちがふっきれたと書いたが、2日目
は心身ともに動じないたくましさを見せた。
変身稀勢の里を見せた貴景勝戦であった。
それでもまだ課題がないわけではない。それ
は1敗したとき、どう変わるかが未知数なの
である。変身稀勢の里の見せ場は続きそうで
ある。
帰りは雨の国技館でした。
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よしなに
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