七月場所の稀勢の里の優勝と横綱昇進は九月
場所に持ち越しすることになった。五月場所-
七月場所-九月場所と3場所連続でチャレンジ
することになる。さすがにもう横綱にしてもいい、
あるいは優勝にこだわらず、来場所好成績なら
横綱にしてもという声がきかれ始めるようにな
った。
七月場所-九月場所と3場所連続でチャレンジ
することになる。さすがにもう横綱にしてもいい、
あるいは優勝にこだわらず、来場所好成績なら
横綱にしてもという声がきかれ始めるようにな
った。
張り詰めた緊張感の持続、神経的な疲労は、
大変な負担になる。これは優勝及び横綱を達
成できない限り、解放されない。稀勢の里の
負担は半端ではない。しかも、7月で30歳を
越えた稀勢の里に残された時間はそれほど多
くない。稀勢の里の苦渋は続く。
だが、稀勢の里以上に苦渋を味わった力士が
いる。貴乃花である。以下の表を見ていただ
きたい。
貴乃花は5場所間に3度優勝し、5場所のト
ータル成績は65勝をあげた。それでも横綱に
昇進できなかったのである。これを見ると稀
勢の里の現状は、貴乃花のスケールより、は
るかに小さく感じてしまう。当時師匠であり、
父である元大関貴ノ花は「りっぱな成績だと
思うけどねえ」と語ったほどである。
稀勢の里が九月場所も優勝、横綱を目指し、
気力を持続させるのは容易なことではない。
しかし、稀勢の里をはるかに上回る好成績を
あげながら、横綱昇進に待ったとなった貴乃
花は、なぜという思いがあった。しかし、貴乃
花はそこで終わらなかった。この後全勝優勝
をして文句なしに横綱昇進を果たしたのだ。
花はそこで終わらなかった。この後全勝優勝
をして文句なしに横綱昇進を果たしたのだ。
15日制で連続全勝優勝しての横綱昇進は初め
てであった。(後日馬富士が達成)
稀勢の里はいまこそ、貴乃花の不撓不屈の精
神に学ぶべきである。
大相撲中継のダビングが終了。
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よしなに
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