1973(昭和48)年九月場所入幕
前頭11 大錦 横綱琴桜に勝利
大錦については2014年10月1日を参照していただきたい。
補足すると13年半関取生活をおくったが、そのうち約5年半
は十両在位であった。ただ、金星は8個獲得している。
は十両在位であった。ただ、金星は8個獲得している。
2014(平成26)年九月場所入幕
前頭10 逸ノ城 13勝2敗 横綱鶴竜に勝利
<九月場所 栃煌山対逸ノ城戦>
ここまでスーパー新入幕力士をみてきたが、史上最高の
新入幕力士は文句なしに逸ノ城である。2横綱2大関と
対戦して13勝2敗の好成績である。あわや新入幕優勝かと
思わせるほどの快進撃だった。優勝争いができない
日馬富士、鶴竜、3大関以上の存在価値を示した。
体重199キロは重過ぎるイメージがあるが、逸ノ城は動け
る範囲である。取り口は右四つ寄りだが、稽古場で通用
しないとわかると本場所では戦法を変える器用さをもつ。
立ち合いの変化も残されたら上手をとって反撃するつもり
だったという。
入幕2場所目は小結を飛び越え一気に関脇である。初土俵
から6場所目というスピード出世である。豊山(前名内田)
でさえ、三役は初土俵から8場所目である。
逸ノ城は巡業を途中から休場して、怪物見たさの地方の
大相撲ファンをがっかりさせているという。逸ノ城は
どうやらおじさんに人気があるとの声がある。愛される
キャラクターではあるが地力はまだ未知数である。
真価を問われるのはこれからである。
キャラクターではあるが地力はまだ未知数である。
真価を問われるのはこれからである。
<九月場所 嘉風対逸ノ城戦>