MENU

■九日目 勝負弱い以前の稀勢の里

稀勢の里が豊響に一方的に押し出され敗れた。
これで4敗目である。予期せぬ出来事とはこのことで
ある。人生には上り坂もあれば下り坂もある。
しかし、もう一つ坂がある。それはまさかのさかで
ある。と言ったのは小泉首相である。まさにこの
一番はまさかのさかである。

敵は豊響ではない。稀勢の里の内なる面にある。
スポーツの世界で勝負強いという言葉があるが
稀勢の里の場合勝負弱いと言える。それもここ
一番の大勝負でないところで勝負弱いのである。

ここ一番に弱かった力士で思い出すのは大関豊山で
ある。豊山が大関になったとき、横綱も期待できる
力士だったが、ここで勝てば優勝という一番で負け、
ついに横綱どころか優勝もできなかった。

稀勢の里はそれ以前の段階である。このままでは
優勝も横綱もはるかかなたへ遠のくだけである。
今のスポーツはメンタル学が発達していて、どう
すれば力を発揮できるかが確立している。稀勢の里は
精神面を克服しなければ現状を打破できない。
140120九日目幕内A 1234

ブログランキング

当サイトはブログランキングに参加しております。記事をよんでいただいたら、以下バナーをクリックいただくと、ランキングに反映されます、1日1クリックよろしくおねがいします
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

目次