MENU

■初日 稀勢の里の1敗を分析する

大関稀勢の里が要注意の豊ノ島にいいところなく
敗れた。立会いのあたりはなく、豊ノ島にあっさり
双差しをゆるしての敗退だった。しかし、もっと
大きな敗因がある。それは周辺からわきあがる横綱
昇進という声を意識して力を発揮できなかしたこと
である。

「2014年はどうなる 下がっている横綱昇進条件」の
中でも書いたが、横綱は力量が抜群でなければ
ならない。1850(昭和25)年横綱格下げ論が検討
された時、世論は反対した。その中に「横綱は
チャンピオンではない。チャンピオン同様の成績を
何度もあげて初めてなれるのだ」という声があった。
双葉山に傾倒し、相撲を見る規準を双葉山においた
小坂秀二氏は「横綱昇進は最低でもときの最強者で
あること」と進言していた。

稀勢の里が横綱にふさわしい力士になるのは時間が
必要である。今後の稀勢の里はどうするべきか。まず、
今場所に限らず常に優勝を争いをすること、これを
目標にする。その上で自分の相撲を取ること,
みがくことを稽古から心がけていただきたい。
140112初日幕内 986k稀勢の里●

ブログランキング

当サイトはブログランキングに参加しております。記事をよんでいただいたら、以下バナーをクリックいただくと、ランキングに反映されます、1日1クリックよろしくおねがいします
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

目次