◆平成7年~9年(26歳~29歳)
平成7年一月場所、琴錦は初めて休場した。左膝内側側副靱帯損傷
で途中休場となった。翌場所は番付を下げ、公傷となった。公傷の
ため五月場所の番付は三月場所のままとなった。七月場所優勝貴乃
花から金星をあげ、5度目の殊勲賞を受賞した。九月場所は小結に
復帰し、技能賞に輝いた。
平成7年十一月場所~平成8年五月場所まで4場所連続関脇を維持
した。関脇4場所目は4勝11敗と大敗している。2場所後の九月場
所小結に戻り、6回目の技能賞を獲得した。だが、平成9年は2ケ
タ負けが3場所あり、年間38勝52敗と悲惨な一年になった。
平成7年~9年までの上位成績は116勝118敗21休(公傷全休を含む)
である。横綱戦 1勝25敗、大関戦20勝25敗だった。関脇7場所、小
結2場所在位した。数字は明らかに下降してきていた。

◆平成10年~12年(29歳~32歳)
平成10年一月場所、小結で7度目の技能賞を受賞した。2場所後横
綱曙から金星を獲得し、優勝した大関若乃花に勝って6度目の殊勲
賞に輝いている。その翌場所一転した。右大腿筋挫傷で途中休場と
なった。翌場所出場したものの、負け越してさらに番付を下げた。
番付を12枚目まで下げた九月場所、思いがけない展開の場所となっ
た。琴錦が2回目の平幕優勝を成し遂げたのである。成績は14勝1
敗であった。横綱貴乃花から金星を奪い7度目の殊勲賞、あわせて
8度目の技能賞を受賞した。これが最後の栄光となった。
平成11年は41勝49敗で4場所負け越している。3場所連続金星獲得
はあるが、2場所は負け越している。平成12年一月場所は3勝12敗
と大敗している。その翌場所右肘内側側副靱帯損傷・右肘変形性関
節症で途中休場し、十両落ちしている。十両は公傷を含め、3場所
務めた。3場所目は負けが込み引退した。
平成10年~12年、上位成績は86勝82敗12休、横綱戦8勝15敗、大関
戦11勝17敗である。小結5場所務めている。幕内上位通算成績は443
勝379敗33休。横綱戦全成績は17勝61敗、大関戦全成績57勝84敗で
ある。三賞は殊勲賞7回、敢闘賞3回、技能賞8回である。三賞18
回は歴代2位である。関脇21場所、小結13場所務めた。