13日目は各段の6戦全勝同士がぶつかる。幕下は島津海対大雄翔の
勝者が優勝となる。幕下の優勝賞金は50万円である。地力からいう
と島津海が優勢。

三段目は一意(かずま)対誠雄の勝者が優勝となる。一意は先場所
序二段で6勝1敗、2場所前は序ノ口で7勝優勝している。一意の
ほうが強いとみた。三段目の優勝賞金は30万円である。
序二段は6勝が4人いて決まらない。序ノ口は6勝が1人いる。勝
てばすんなり優勝がきまるが、負けると優勝決定戦になる。
幕内で優勝にからむ対戦をピックアップしてみる。
2敗隆の勝対安青錦
初顔である。勝負のポイントは、隆の勝が離れて攻め切れるかであ
る。まわしを取ったら安青錦が勝利する。立ち合いがカギになる。
安青錦が有利だが、隆の勝にもチャンスはある。

1敗豊昇龍対琴櫻
琴櫻はすでに4敗。
存在感を示すためには横綱戦の勝利しかない。あっさり負けること
は避けたい。そうはいっても今場所の充実度は豊昇龍がはるかに上
である。豊昇龍は優勝を目指すなら連敗はできない。順当なら豊昇
龍の勝利である。

1敗大の里対若隆景
若隆景は6勝6敗で勝ち越しがかかっている。しかし、大の里の強
さ、パワーは圧倒的である。若隆景はいい体勢になっても敗れたこ
とがある。大の里がかなり優勢で勝利しそうだ。

さて実際はどう展開するか。