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2024年九月場所番付を読み解く

九月場所の番付が発表された。1横綱2大関と要になる力士が手薄
状態になった。元大関は6人となった。東関脇阿炎8勝、西関脇大
の里9勝で番付の入れかえはなかった。

それは小結も同用だった。東小結大栄翔8勝、西小結平戸海10勝だ
ったが、そのままの番付になった。平戸海は関脇に上がってもおか
しくない。貴景勝の大関降格がもたらした皮肉な結末である。

<平戸海>

幕内上位は順当である。休場力士がいなければ横綱・大関との対戦
圏内は東4枚目正代までである。幕内中位も問題は少ない。しいて
あげれば6勝の宇良が0,5枚ダウン、7勝の湘南乃海が現状維持だ
った。

番付に無理が多かったのが幕内下位である。8勝の武将山が4枚半
アップした。6勝の北勝富士が現状維持になった。4勝金峰山が3
枚ダウン。5勝の錦木・宝富士が2枚ダウンとなった。

一番驚かされたのは幕尻で6勝9敗の錦富士が現状維持で幕内に残
ったことである。代わりに(?)東3枚目阿武咲4敗11休が十両落
ちとなった。幕内下位は落ちてもおかしくない力士が多い。その反
面十両から上がれる力士が少なかったためにおきた。北の若の再入
幕も多少の無理があるほどだ。

<錦富士>

十両
休場-2勝1不戦敗-休場の尊富士は西11枚目に位置した。十両28
人のうち19人が元幕内である。幕内を維持できなかった者が十両で
留まっているカタチになっている。

幕下以下
初の幕下で優勝した聖富士が幕下西筆頭まで番付を上げた。西2枚
目に若碇、西4枚目ホープ安青錦が十両を狙えるところまできた。
安青錦はウクライナ人である。先場所序ノ口で6勝1敗の炎鵬は序
二段西31枚目に番付を上げた。

初日は8日である。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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