また暑い七月場所がやってくる。昨年は関脇豊昇が
優勝して大関昇進を決めた。大関になった豊昇龍は
優勝がないまま1年が経過しようとしている。優勝
がないだけでなく、優勝争いさえしていない。
おじの朝青龍は大関3場所で横綱に昇進している。
豊昇龍はすでに大関に5場所在位している。大関の
印象はとにかく下位によく負けることである。
6敗
4敗
3敗
3敗
4敗
これでは優勝を争えない。
大関になってから下位に2敗している力士は以下で
ある。
阿炎
熱海富士
高安
翔猿
錦木
宇良
琴ノ若(大関以前)
今のままでは変化はない。期待はもてない。最高位
大関に終始する。大関優勝はあっても1回くらいに
なる。
ただ、優勝力士には勝っている。尊富士、大の里を
撃破している。昨年の九月場所1位になった貴景勝
にも勝っている。弱いわけではない。強さが持続し
ないだけである。
混迷の時代に入ってから優勝1回だけの力士は8人
いる。貴景勝は優勝と1位が各1回である。これを
加えると9人である。豊昇龍もこのうちの一人であ
る。このまま終わる可能性もあるのが、現在の豊昇
龍である。