MENU

大栄翔実力評価の変遷

一月場所優勝した大栄翔が稽古を再開した。
向っていく気持ちと、挑戦していく気持ちで
相撲に取組んでいくという。いまや大栄翔の
名は全国区となった。大栄翔の実力はどの
ように変わっていったのか。改めて調べて
みた。

大栄翔が新入幕を果したのは2015年の九月
場所であった。しかし、まだ幕内では通用
しなく、2場所連続負け越しで十両に逆戻り
した。十両1場所で再入幕した。だが、最初
の場所こそ10勝5敗と勝ち越したものの、
3場所連続負け越しで、再度十両落ちした。
この当時はまだ、幕内に定着できる地力では
なかった。

<新入幕>

2017年三月場所、3度目の入幕は11勝4敗
で翌五月場所は前頭3枚目と上位に進出した。
横綱は白鵬、鶴竜、日馬富士、大関は照ノ
富士、豪栄道であった。途中休場の鶴竜以外
と対戦したが、横綱・大関には通用せず全敗
した。場所の成績も4勝11敗に終わった。

2度目の上位対戦は1年後の2018年五月場所
であった。横綱は白鵬、鶴竜、稀勢の里、
大関は高安と、豪栄道であった。稀勢の里と
高安は全休であった。横綱2人には負けたが、
大関豪栄道から勝利した。豪栄道は不調で
3勝6敗6休と途中休場している。

<2018年五月豪栄道から勝利>

大栄翔が上位に定着し始めたのは2019年三月
場所からであった。横綱は白鵬、鶴竜、大関
は高安、豪栄道、栃ノ心であった。三月場所、
五月場所は7勝8敗と惜敗した。三月場所は
高安・豪栄道の2大関から勝利している。
五月場所は貴景勝が大関にあがり、栃ノ心が
関脇に降格した。

大栄翔が上位で勝ち越し始めたのは七月場所
からであった。大関に復帰した栃ノ心に勝っ
ている。この場所を含め、3場所連続勝ち
越した。特筆すべきは九月場所、横綱鶴竜に、
十一月場所で横綱白鵬に勝ったことである。
十一月場所は優勝白鵬に勝ったことで殊勲賞
受賞している。2019年上位5場所を38勝37敗
で勝ち越した。横綱戦は2勝5敗、大関戦は
5勝6敗で上位に通じる力をつけてきたこと
を証明した。

<2019年11月白鵬から勝利>

2020年一月場所は小結に昇進したが、7勝
8敗で惜敗した。朝乃山の三月場所後の大関
昇進が決定した。大栄翔は七月場所、小結で
横綱白鵬から勝利し、2回目の殊勲賞を受賞
した。11勝4敗で翌場所は関脇に昇進した。
関脇では5勝10敗で大敗した。正代が九月
場所後大関を手中にした。2020年、大栄翔は
41勝34敗と勝ち越した。横綱戦は2勝4敗、
大関戦は5勝3敗であった。そして2021年
一月場所で堂々たる優勝で実力者の仲間入り
を果したのであった。

<2020年7月白鵬から再び勝利>

非常事態宣言が予想通り延長しそうです。
興味深いテーマをこれからもお届けします、

ブログランキング

当サイトはブログランキングに参加しております。記事をよんでいただいたら、以下バナーをクリックいただくと、ランキングに反映されます、1日1クリックよろしくおねがいします
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

目次