大相撲

稀勢の里苦闘の15日間1

2018年10月2日

8場所連続休場の稀勢の里が九月場所土俵に
帰ってきた。進退がかかるだけに相撲ファン
は固唾を飲んで注視した。稀勢の里はどこ
まで取れる。本当に勝てるのか。期待より
不安のなかで場所はスタートした。
180909初日幕内 1621180910二日目幕内 862
<初日勢戦 速攻!>                         <2日目貴景勝戦 危険な相手に苦戦>

初日 勢 稀勢の里一直線に走ってあっと
いう間に勝負をつけた。初日は誰しも不安が
あるなか、速攻で決めた。

2日目 貴景勝戦 貴景勝の激しい当たりに
稀勢の里四つになれずに東土俵に後退。貴景
勝がいなすと稀勢の里が大きく泳ぎピンチ。
西土俵徳俵で踏み留まった稀勢の里を追撃
する貴景勝。だが体勢が低すぎたところを
突き落とした。
180911三日目幕内 882
<3日目豊山戦 薄氷>

3日目 豊山 最も危なかったのが豊山戦で
ある。豊山は突き押しで攻め、稀勢の里やむ
なく応じ、激しい突き合いになった。その
なかから青房下、稀勢の里左四つに組み止め、
上手を引いた。豊山下手からゆさぶり、右
からおっつけて出る。白房下土俵に詰まった
稀勢の里がかろうじて突き落とした。
180912四日目幕内 814180913五日目幕内 795
<4日目魁聖戦 力相撲を制す>       <5日目正代戦 上手から投げ飛ばす>

4日目 魁聖 左四つ両者上手をとれず、
圧力のかけあい。正面土俵、稀勢の里すくっ
て黒房下抱え込んで寄るが、魁聖残して土俵
中央へ。魁聖上手を取って体勢が低くなる。
稀勢の里、魁聖が寄るところをすくって、
魁聖の上手が切れた。逆に稀勢の里が上手を
取った。稀勢の里寄り立て西土俵寄り切る。

5日目 正代 立ち上がるや稀勢の里左差し。
正代おっつけでもろ差しをねらうも左四つ。
四つ身の争い。稀勢の里ここで上手を引く。
正代下手投げにいくが、稀勢の里残す。ここ
で正代がもろ差しになるが、稀勢の里が上手
投げで投げ飛ばした。
180914六日目幕内 811
<6日目千代大龍戦 ついに黒星>   

6日目 千代大龍 千代大龍、あたって
体を開いて突き落とし。そこを横から
攻められ、残り腰がなく土俵を割った。

180915七日目幕内 880180916八日目幕内 811
<7日目千代の国戦 辛抱の勝利>       <8日目玉鷲戦 完敗>

7日目 千代の国 千代の国は突いていなし
てまた突いていなしを繰り返し、動きまわっ
た。稀勢の里は必死に対応するもてこずる。
まわりこむ千代の国をようやくとらえたが、
千代の国はくいさがって稀勢の里に右上手を
取らせない。千代の国、赤房下土俵際で上手
投げ、稀勢の里すくい投げでこらえる。再び
千代の国がくいさがる体勢。再び千代の国が
青房下土俵際上手投げにいくとき左足を踏み
出した。

8日目 玉鷲 玉鷲の真っ向からの突き押し
相撲をそのまま受けて完敗した。

(この項目続く)

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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