大相撲

■春9日目 大一番に名勝負なし

2016年3月22日

琴鎌谷が初めて負け、小柳が5連勝をあげ、宇良が十両を
決められず、敗れる。そんな流れを経て、大相撲はクライ
マックスへと向かった。場所は後半戦、いよいよ、大関対
大関、横綱対大関が始まった。

この日の観客の最大の注目の一番は1敗の琴奨菊対全勝
の 稀勢の里戦である横綱を目指す琴奨菊は、勝って優勝
へ弾みをつけたいし、稀勢の里は初優勝へつながる大事な
一番である。

両者の名前が呼び上げられ、いよいよ館内の興奮は高まっ
た。両者の動きをじっと見ていたが、 琴奨菊のほうが稀勢
の里よりあとであった。時間いっぱい。両者立ち上がるや、
一瞬の 稀勢の里の変化に、琴奨菊はこらえられず、ころ
がった。あっけにとられるどよめきがおこった。

大一番に名勝負なしとはいうが、こんな展開は想定外であった。
立ち合いの変化はやるほうより、くうほうがもっと悪い。つまり、
変化に対応できない立ち合いをしたということである。足がでず、
上体だけで立つ。上体に力がはいり過ぎる。あるいは相手を
見ずに立つことに原因がある。

稀勢の里は大きな1勝を手中にし、ひとつのヤマを越えた。

<大阪情報>
3連休とあって、難波周辺、および難波から千日前へいく通り
は、どこもかしこも人であふれた。飲食店は尋常でない込み方
である。並んで待っている店もある。夕食は簡単なもので済ま
せるしかなかった。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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