大相撲

■初 千秋楽琴奨菊初優勝の要因

2016年1月24日

千秋楽、1敗の単独トップの琴奨菊が勝てば
初優勝。対戦相手の豪栄道は8連敗中の4勝
10敗と大敗している。琴奨菊の相手にはなら
ない。琴奨菊が落ち着いて相撲を取れば負け
る要素はない。実際、対戦はその通りの結果
になった。琴奨菊の圧勝だった。琴奨菊が14
勝1敗で堂々たる初優勝を飾った。約10年ぶ
りの日本出身の日本人優勝となった。
160124千秋楽幕内 836
<豪栄道を倒して優勝を決めた琴奨菊>
 
正直、場所前琴奨菊の優勝を予想された方は
いただろうか。今場所の琴奨菊は相撲ぶりが
変わったわけではない。ガぶり寄りは今まで
もあった。しかしながら、多くの強豪を退けた
のはまぎれもなくがぶり寄り及びかぶり寄りを
ベースにした技であった。ガぶり寄りは威力+
安定感があった。だから立ち合いからの出足
を止められることがほとんどなかった。
160124千秋楽表彰 076
<初の賜杯を八角理事長より受ける琴奨菊>
 
3横綱にことごとく快勝したのは圧巻であった。
3横綱すべてが受身にまわされた。そして、
残して体制を立て直す暇を与えなかった。こ
れこそ威力+安定感のがぶり寄りの何よりの
証明であった。

今場所の琴奨菊は横綱以上の存在価値を示し
た。地力を上げ、自信をつけただけに今後も
優勝争いができる存在であっていただきたい。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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