豊昇龍の横綱初優勝が遠い。連続優勝決定戦で敗れ、5場所優勝な
しである。つまり横綱初優勝は6場所目以降になることは確実であ
る。公式優勝制度は大正15年から始まった。昭和以降の横綱は、横
綱初優勝は何場所目だったのか調査してみた。横綱の代でいえば玉
錦以降である。

まず、横綱優勝がない横綱がけっこういる。7人である。
武蔵山
男女ノ川
安藝ノ海
前田山
吉葉山
双羽黒
3代目若乃花
優勝がない場所の成績も横綱として物足りない。3代目若乃花は大
関以下で5回優勝している。

横綱初優勝が最後の優勝例も多い。
朝潮 横綱12場所目
栃ノ海 横綱2場所目
琴櫻 横綱3場所目
大乃國 横綱3場所目
旭富士 横綱5場所目
稀勢の里横綱1場所目
朝潮は横綱最後の優勝であるとともに横綱12場所目と時間もかかっ
た。琴櫻は32歳で横綱になったため短命で終わった。旭富士は本割
優勝決定戦で小錦を破って逆転優勝した。稀勢の里は日馬富士戦で
のケガが致命的となった。
横綱初優勝ワースト記録
照國 18場所目
千代の山13場所目
朝潮 12場所目
柏戸 12場所目
鏡里 11場所目
鶴竜 9場所目
大関2場所で横綱に昇進した照國は後輩横綱に先に優勝されていっ
た。綱18場所目に初優勝し、翌場所全勝優勝して連覇した。千代の
山は横綱返上問題をおこすほど深刻だった。柏戸は大鵬と優勝回数
が開いていくなか、休場明けの場所で2回目の優勝をした。涙の全
勝優勝だった。

鏡里は横綱審議委員会に諮らず、協会独自で決めた横綱だった。初
優勝だけで横綱にした。鶴竜も初優勝だけで横綱に昇進した。横綱
9場所目の優勝決定戦で初優勝した。照ノ富士を破ったときは颯爽
としていた。
1場所目から5場所目に優勝した横綱は大の里を含め28人いる。6
場所目から9場所目は2人である。豊昇龍の横綱初優勝は果たして
何場所目になるか。一月場所は迫っている。