優勝間隔記録 2

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引き続き優勝間隔12場所以上をみていこう。

北の富士
大関北の富士は元千代の山の九重の独立に行動をともにした。しか
し、それは分家独立を許さずを不文律にしていた出羽海部屋からの
破門独立であった。その直後の場所で燃えた北の富士は初優勝を達
成した。当時大鵬は6連覇中であった。お山の大将になった北の富
士は遊びに走った。次に北の富士が燃えたのは清國の新大関優勝だ
った。「清國一人に甘い汁を吸わせない」とばかりに2回目の優勝
を成し遂げた。この間15場所あいた。

北の富士

琴櫻
大関琴櫻の初優勝・2回目の優勝は大鵬休場のときであった。北の
富士・玉の海が横綱に昇進したこともあって優勝は間遠になった。
3回目の優勝は北の富士の一人横綱のときだった。実に21場所間隔
があいた。3年半であった。この間12勝以上の成績はない。20場所
以上は初の記録であった。

琴櫻

三重ノ海
三重ノ海は関脇で初優勝して大関に昇進した。しかし、大関で苦闘
して一度は陥落した。三重ノ海が横綱になることは予想できなかっ
た。2回目の優勝は横綱のときだった。この間23場所が経っていた。
琴櫻の記録を上回った。

三重ノ海

北天佑
足腰、均整の取れた体、持っている素質・素材は素晴らしく、新弟
子のころから将来の大関・横綱候補であった。20歳で新入幕を果し
た。大関で終わったことは誠に物足りなかった。優勝も2回で終わ
っている。初優勝は関脇だった。2回目の優勝が大関でこの間12場
所あいた。

北天佑

北の湖
部屋から中学に通学。(現在中学生の入門はできない)根っからの
相撲生活でぐんぐん頭角を表してきた。輪島に対抗したのは貴ノ花
ではなく北の湖だった。史上最年少横綱。優勝24回を誇る北の湖。
その北の湖に優勝間隔12場所がある。23回目の優勝から24回目の優
勝の間である。

北の湖

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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