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相撲部屋への移転 上

豊昇龍が横綱昇進の日、集まったファンからこんな声を聞いた。
「ここの立浪部屋は元何部屋だったんだろう」相撲ファンだけに立
浪(元旭豊)部屋がつくばみらいから移転したことは知っていた。
近年相撲部屋への移転が目立っている。改めて整理してみよう。

<豊昇龍>

◆八角部屋→旧井筒・九重部屋
1993年元北勝海の八角が独立にあたり、師匠元北の富士の九重部屋
の建物を使用した。看板と弟子は元千代の富士に継承されたが、建
物は元北勝海に引き継がれた。部屋は改築され現在に至っている。
北の富士さんが3階にいたことがあった。

◆武蔵川部屋→旧中村部屋
元武蔵丸は2013年4月に独立した。使用した部屋が元富士桜の中村
部屋だった。中村は学生と外国人をとらなかった。定年を控えた
2012年12月に部屋を閉鎖した。

◆ニ子山部屋→東関部屋
元潮丸は東関部屋を継いだ。年齢も地位も高見盛が上だったが、潮
丸になった。通常看板と弟子は引き継いでも土地・建物は引き継ぐ
ことはない。東関も新たに部屋をかまえた。

<東関>

2018年一月場所後、東関部屋は新たに葛飾区に部屋をかまえた。
ところが翌年の2019年12月13日東関(元潮丸)が血管肉腫のため、
亡くなってしまった。まだ41歳であった。

元雅山のニ子山は2018年4月に独立して所沢に部屋をかまえた。所
沢は埼玉県であったため、両国まで遠かった。2021年4月に元潮丸
の東関部屋へ移転した。

(この項目続く)

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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