◆8位 貴景勝燃え尽き引退
大関だった貴景勝が九月場所で引退した。大関として振るわず関脇
に降格していた。関脇で途中休場し、その途中で引退した。「燃え
尽きた」と語った。まだ28歳だった。今年(2024年)の成績は15勝
23敗35休であった。年寄湊川を襲名した。
貴景勝は大関在位30場所で216勝132敗102休であった。大関休場は
11場所に及んだ。殊勲賞3回、敢闘賞2回、技能賞2回受賞した。
優勝3回、1位1回であった。貴乃花部屋に入門したが、貴乃花が
2018年九月場所後突然離職した。そのため元隆三杉の千賀ノ浦部屋
に移籍した。改称して常盤部屋になった。数少ない貴乃花の直弟子
が一人減った。
貴景勝以外、今年の元幕内力士の引退は以下である。
東龍
照強
北青鵬
琴恵光
妙義龍
碧山
IK氏が3位に、S氏が6位に、T氏が9位にあげている。
◆7位 玉鷲通算連続出場記録更新
九月場所3日目、玉鷲が通算連続出場の新記録を達成した。これま
で最高の青葉城の記録を破り、1631回に到達した。最初の一歩は
2004年三月場所から始まった。途中2場所中止があった。コロナ部
屋ごと休場に巻き込まれたこともあった。それでも最高記録にたど
り着いた。
この記録は継続中であり、玉鷲に続く記録は以下である。
順位 力士 連続出場回数
1位 玉鷲 1658回
2位 青葉城 1630回
3位 富士櫻 1543回
4位 貴闘力 1456回
5位 高見山 1425回
もう一つ幕内連続出場の記録がある。これが次である。
順位 力士 連続出場回数
1位 高見山 1231回
2位 巨砲 1170回
3位 黒姫山 1065回
4位 寺尾 1063回
5位 長谷川 1024回
6位 玉鷲 1017回
玉鷲が来年幕内で4場所幕内フル出場すれば一気に3位に浮上する。
トップに立つには幕内で連続出を続ければ3年後の五月場所中にな
る。玉鷲の力士生命との戦いになる。
IK氏・A氏が5位に、S氏が7位にあげている。