三月場所新入幕優勝、その後全休、今場所は十両で
7休の尊富士が帰ってきた。勝ち星がないなかいき
なり1敗で十両優勝戦線のトップである阿武剋と組
まれた。しかし、相撲は尊富士がもろ差しになって
今場所の初勝利を飾った。まったく予想外の相撲と
なった。
照ノ富士は万全の相撲で湘南乃海を退けた。ただ一
人全勝である。強いし、安定している。しかも追撃
者に1敗力士はいない。こういう場合横綱・大関と
の対戦圏外に好成績者がいるものだが、今場所はそ
れもいない。
ちなみに2敗は琴櫻、正代、美ノ海の3力士である。
彼らがこのまま勝ち続けるとはとうてい思えない。
琴櫻は大関の責任がある。今日は宇良を圧倒した。
琴櫻がどこまでついていけるか。
こうなると誰が照ノ富士を倒すのかに焦点が移る。
明日9日目は東小結大栄翔である。照ノ富士は大栄
翔を苦手とした時期があった。この一番は注目の一
戦になる。
照ノ富士は次の対戦相手順は大栄翔から半枚上がっ
て霧島、大の里、阿炎、貴景勝と進むものと予想さ
れる。このなかで面白い対戦相手は強さを取り戻し
てきた大の里であろう。8日目、うるさい翔猿を問
題にしなかった。11日目に予想される大の里が今場
所の焦点になりそうである。