プロ野球には新人賞がある。大相撲はどうか。中日
スポーツが制定している年間最優秀新人賞がある。
原則その年で3場所以上が経験した新入幕力士が対
象になる。2場所の以下の新入幕力士は翌年に持ち
越す。
例外は昭和48年の大錦で2場所だけで年間最優秀新
人賞を受賞した。新入幕で横綱、大関を倒す驚異の
新入幕力士であった。また、該当者がいない場合も
ある。これまで7回ある。
昨年の2022年は若元春が受賞している。最初の受賞
者は昭和39年で北の富士が受賞している。将来横綱
になった受賞者は多い。
北の富士
三重ノ海
輪島
若三杉(のちの2代目若乃花)
大ノ国(当時表記)
保志(のちの北勝海)
北尾(のちの双羽黒)
曙
貴花田(のちの貴乃花)
武蔵丸
朝青龍
白鵬
12人を数える。
のちに大関になった力士は13人になる。
魁傑
琴風
朝汐(当時表記)
北天祐
武双山
栃東
千代大海
雅山
琴光喜
琴欧州
豪栄道
御嶽海
豊昇龍
豊昇龍は現役なので現時点での話になる。
関脇は高見山・安芸ノ島(当時表記)など12人いる。
小結9人、平幕6人だから年間最優秀新人賞受賞者
は出世するといっていい。