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豊山の断髪式

6月25日、豊山の引退断髪式がおこなわれた。親睦
のある大相撲愛好家が見守った。彼が写真を5枚ほ
ど送ってくれた。電話で様子を訊いた。それが以下
である。

10時半をすぎると国技館正門前に人が集まってきた。
今日も暑い日である。背広の正装の方から汗がにじ
む。11時ごろ守衛さんがきて、南門を開けたので入
れることとなった。

<エントランス前の豊山>

豊山と記念写真を撮りたい方は並び、そうでない方
はエントランスからの入場となった。席は正面・東
西を使用し、向こう正面は豊山の化粧まわしが飾ら
れていた。お客さんを入れないため、アリーナでは
断髪式のみであった。430人がはさみを入れるとの
ことである。

大栄翔、翔猿ら5人の関取が早めに断髪した。名古
屋入りの予定が迫っているようである。豊山は東、
さらに西と向きを変えて対応した。元豊ノ島も断髪
に参加した。

<大栄翔がはさみをいれる>

向こう正面土俵端に座って女性のはさみにも対応し
た。今回はかなりの人数であった。だからけっこう
時間がかかった。母や時津風(元土佐豊)夫人もは
さみをいれた。

部屋の若い力士、時疾風、正代、枝川(元蒼樹山)
などがはさみをいれていく。先々代豊山の内田氏も
登場した。最後に師匠である時津風がとめばさみと
なった。三方に礼をした後、時津風が挨拶を述べた。
家族から花束贈が贈呈された。こうして断髪式は2
時半ごろ終了した。

<師匠がとめばさみ>

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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