現在、29連勝中である。今年さらに優勝回数を増やしそ
うな勢いである。白鵬は今年31歳を迎えた。過去の大横
綱は30歳以降の優勝をどのように達成したのか。6場所
時代の大横綱の30歳以降の優勝を調べてみた。それが
以下である。なお、数字は、その年齢を迎えた年の1年間
以下である。なお、数字は、その年齢を迎えた年の1年間
の優勝回数を示している。
1回優勝している。大鵬は30回の優勝後は、衰えが顕著に
なった。優勝を争った大関清国、大関玉乃島にもろい負け
方をした。また、新横綱として北の富士・玉の海が台頭して
きていた。21歳と若くして横綱になっただけに消耗も激し
かった。
なった。優勝を争った大関清国、大関玉乃島にもろい負け
方をした。また、新横綱として北の富士・玉の海が台頭して
きていた。21歳と若くして横綱になっただけに消耗も激し
かった。
北の湖も大鵬ににた道を歩んでいる。21際で横綱になり、
28歳から休場が多くなった。最後の優勝は29歳で14場所
ぶりであった。翌年の昭和60年1月の両国新国技館開設
まで痛々しい土俵を続けた。しかし、力つきて新国技館の
場所で1勝もできずに引退した。
場所で1勝もできずに引退した。
驚異的なのが、千代の富士である。30歳を迎えた年以降
21回優勝している。それを可能にしたのは横綱寿命の長
さである。34歳を迎えた年まで毎年3回以上優勝している。
横綱になったのが、26歳で、大鵬・北の湖とは異なる。しか
し、これだけ長く続くとは横綱昇進当時、思わなかった。そ
れだけに優勝が31回になるとは想像もできなかった。
横綱になったのが、26歳で、大鵬・北の湖とは異なる。しか
し、これだけ長く続くとは横綱昇進当時、思わなかった。そ
れだけに優勝が31回になるとは想像もできなかった。
貴乃花は平成13年の五月場所14日目の武双山戦での負傷
がすべて奪い去る結果になった。このあと6場所全休、1場所
皆勤したが、またも全休。翌場所引退した。貴乃花は栄光に
包まれているからあまり感じないかもしれないが、致命傷が
すべてを奪った悲運の横綱であった。
皆勤したが、またも全休。翌場所引退した。貴乃花は栄光に
包まれているからあまり感じないかもしれないが、致命傷が
すべてを奪った悲運の横綱であった。
朝青龍は30歳前に事実上強制引退したので、ここでは触れ
ない。
ない。
6場所制以前は30歳がメドどころか、30歳で力を発揮する
力士がけっこういた。事実、玉錦・栃錦・若乃花は29歳で
横綱に昇進している。栃錦・若乃花は最終的には6場所制
だったが、それまでは様々な場所数を経てきている。双葉
山の陰にかくれた羽黒山が浮上したのは、29歳からであっ
た。
力士がけっこういた。事実、玉錦・栃錦・若乃花は29歳で
横綱に昇進している。栃錦・若乃花は最終的には6場所制
だったが、それまでは様々な場所数を経てきている。双葉
山の陰にかくれた羽黒山が浮上したのは、29歳からであっ
た。
おびやかす存在は見当たらない。若くして横綱になった
点は大鵬や北の湖と同じなのだが、彼らほど衰えは感じ
られない。第一横綱での休場は1度しかない。この点が
大鵬・北の湖と大きく違う。年2回優勝して34歳を向かえ
る年まで取ると、30歳を迎える年以降、11回になると予想
するがいかがか。そのとき白鵬の優勝回数は42になる。
だが、白鵬は予想の上をいく可能性がある。
る年まで取ると、30歳を迎える年以降、11回になると予想
するがいかがか。そのとき白鵬の優勝回数は42になる。
だが、白鵬は予想の上をいく可能性がある。
6月梅雨の季節。雨の日がでてきました。
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