大相撲

学生出身力士に対するある予見

2016年10月18日

現代の大相撲は学生出が花盛りである。大学
も一昔前と比較すると広がりを見せている。
来場所、御嶽海は小結が予想される。御嶽海
は2度目の上位戦である。13勝と大勝した
遠藤も上位にあがってくる。遠藤は久々の
上位である。だが、これまで上位で勝ち越した
ことがまだない。
160923十三日目幕内 462
<高安対御岳海 九月場所 13日目>
 
三段目付け出しでスタートした東幕下筆頭
小柳(おやなぎ)が、3連敗4連勝で十両入り
を決めた。余談だが東幕下筆頭の板倉(後の
大豪)が昭和50年一月場所、3連敗4連勝で
十両昇進を果たしている。後援会は一瞬
がっかりから喜びへと豹変した。

平成5年12月に発行された小坂秀二著昭和の
横綱(冬青社刊)の輪島の項目に次の一文が
ある。
学生相撲出の横綱第一号である。といっても
いまのところ第二号は出ていないから、
ひょっとするとただ一人ということになるかも
しれない。

この予見は当たっている。横綱輪島誕生から
43年、学生相撲出の横綱は出ていない。現役
で横綱を狙える逸材も今のところ見当たらない。
小坂
<小坂秀二著昭和の横綱 冬青社>
 
輪島は幕下付け出しで、連続7戦全勝優勝と
いうこれ以上ないスタートをきった。それでも
胸が薄く、相撲が小さいため、大成は難しい
という見方であった。だが、相撲の天才児は
そんな専門家の目をくるわせた。
横綱輪島
<輪島横綱昇進の記事>
 
横綱審議委員の石井光次郎氏は「輪島は
マシーンのような強さ」と言っている。神風
氏は「羽黒山の堅実さ、強さと安芸ノ海の
うまさをあわせたのが、輪島の相撲」と語る。
玉の海氏は「すり足、顎があがらない、腰を
落として攻める。大胆な中に緻密さがある」
と賞賛する。大鵬は「攻撃から防御、防御
から攻撃と相撲にリズムがある。輪島の強さ
の一番のポイントは腰の中心点に寸分の
くるいもないということだ。投げを打つときの
体の開きは天才的」と絶賛である。

将来、こうまでいわせるほどの学生出の逸材
は出てくるか。もしかしたら、小坂氏の予見は
当分あたり続けるかもしれない。

相撲仲間で遅い夏休みを取って6日目から
福岡に乗り込む方がいる。

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  • この記事を書いた人
denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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