14日から酷暑の七月場所が始まる。第2日曜として
最も遅い日になった。そのためオリンピックと重な
る日が出てくる珍しい興行となった。あくまで予定
だが、愛知県体育館が会場となるのは今年が最後で
ある。
最大の注目力士は先場所優勝者大の里である。入幕
から3場所目に小結、4場所目に関脇である。それ
だけではない。入幕以来5連続三賞受賞中である。
今場所ダブル受賞なら7連続となり大受の記録に並
ぶことになる。
また、入幕以来3場所連続2ケタ勝利中である。七
月場所の成績・相撲内容次第では大関昇進があり得
る。豊昇龍と琴櫻は心もとない。生きのいい大関は
ほしいところである。
2022年一月場所以降連続優勝はない。大の里は連続
優勝を狙える可能性はある。反面周囲が大の里を研
究し、対策してくることは十分考えられる。
照ノ富士が出場する。出場するにあたり稽古は十分
なのだろうか。稽古十分でないと自信をもって相撲
を取ることはできない。負けが込んでの休場ほどみ
とっもないものはない。
場所前の優勝予想はまだしにくい。混迷の時代は続
いている。