メディアでも優勝ラインの話題が出ているが、
それは低くなるという視点からでしかない。
話題としては寂しい限りである。昭和47年
一月場所はあわや10勝5敗が最高成績になろ
うとしていた。もし、低い優勝ラインなら
心情的にはほかの場所の優勝できなかった
好績者を繰り上げたくなってくる。
幸い、優勝戦線上位トップクラスの1敗貴景
勝が妙義龍に勝ち、2敗高安は正代を圧倒
した。同じく2敗の栃煌山は玉鷲を退けた。
この日は打って変わって全員白星でひとまず
安堵させた。ただ、上位の相撲はあっさり
勝負が決まりすぎで、熱戦が乏しかった。
乏しいのはほかにもある。2横綱、稀勢の里
の休場で横綱・大関リーグ戦はわずか3番
しか組めない。取組編成の貧さは避けられ
ない。それも栃ノ心は元気がないのだから、
好取組となるのかさえ怪しい。
優勝予想はきわめて困難なのが今場所の特色
である。優勝の実績、安定性、勢い、どれを
とっても貴景勝、高安、栃煌山にあてはめる
ことができにくいのである。それでも今後の
展開を見通していこうと思う。
貴景勝…高安、北勝富士、栃煌山、玉鷲
高安…豪栄道、御嶽海、貴景勝
栃煌山…貴景勝、妙義龍
強敵が比較的少ないのは、栃煌山である。
栃煌山有利の根拠がここにある。もちろん
上記以外の対戦相手に必ず勝てる保証はない。
実力的には高安、星の差を有利にもっていけ
れば貴景勝である。舞の海氏は3敗まで優勝
圏内とみている。そういう意味では3力士
以外から出る可能性もでてくることになる。
日一日と情勢は変化していく。千秋楽を前に
して浮上してくるのは果たして誰になるのか。
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よしなに
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