大相撲

■秋10日目 5人が2敗で並んだ日

2019年9月17日

8勝1敗明生対6勝3敗新入幕剣翔、8勝
1敗隠岐の海対4勝5敗佐田の海、まったく
興味がわかない取組である。しかし、勝負は
剣翔と佐田の海が勝った。それは結果であっ
て、それでも取組的にわくわく感がないこと
に変わりなかった。2敗になっても明生と
隠岐の海はまだトップである。11日目、明生
は石浦戦、隠岐の海は剣翔戦。この程度の
取組しかつくれない審判部ならいらない。
190917十日目幕内 280
<明生、剣翔に敗れ2敗>

隣のマス席の相撲通は言った。「幕下以下は
相星を原則とした取組編成をおこなう。幕内
中位、下位の好成績者は上位の同成績者か
近い成績者と対戦していくことをきちんと
方針にすれば、こんな白けた取組はなくせる」
と提案した。傾聴に値する意見である。

いくら幕内中位・下位で星をかせいでも、
強者の証明にはならない。強豪力士を倒して
こそ強者の証明になり、優れた勝ちとして
優勝につながるのである。強者でもない力士
の優勝は御免こうむりたい。
190917十日目幕内 1144
<御嶽海、玉鷲に勝って2敗を守る>

上位2敗組はいずれも勝った。朝乃山は志摩
ノ海をよせつけず、どんどん前に出て寄り
切って勝った。御嶽海は玉鷲に攻め込まれ、
引いたが、うまくまわりこんではたきこんだ。
髷をつかんでいないか、物言いがついた。
髷はつかんでおらず、御嶽海の勝利となった。
貴景勝は正代をまっこうから押し倒した。
190917十日目幕内 1203
<貴景勝の押しが正代を圧倒>

ただ、この三者は既に対戦を終えてしまって
いる。そのため盛り上がりがどうしても欠け
る。残りの対戦相手は以下の見込みである。

御嶽海対豪栄道、栃ノ心、遠藤、隠岐の海、
明生のうち4番
貴景勝対豪栄道、栃ノ心、阿炎、隠岐の海、
明生
朝乃山対北勝富士、友風、玉鷲、隠岐の海、
明生

残り5日間果たしてどう展開していくのか。
いよいよ目が離せなくなってきた。

相撲通と楽しく観戦。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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