月別アーカイブ:2017年06月

高安優勝の条件

2017/6/30    ,

新大関高安が再び優勝を口にしている。意欲 と自信の裏づけがあるのだろうが、現実的に どうなのか。先場所は14日目、千秋楽と連敗 し、結局11勝4敗で終わっている。三月場所 は12勝と上位で自己最高の成 ...

白鵬、通算1048勝へ追撃

2017/6/29    

七月場所の見所の一つに、白鵬の通算勝利数 がある。全休、途中休場を含む5場所連続12勝未満が続いただけに、ファンをやきもきさせたが、先場所全勝優勝して魁皇の1047勝が見えてきた。現在白鵬は通算勝利数 ...

番付のからくり

2017/6/28  

番付。それは力士、行司、年寄、呼出しなど が1枚の紙あるいは板に縦書きに書かれた ランキングである。行司が独特の相撲字で 書き、地位が高いほど大きい文字が書かれる。 原版は縦109×横79センチに書き ...

番付差を月給差に反映せよ

2017/6/26    

七月場所の番付が発表された。高安が新大関 に昇進したが、豪栄道の風下の3番目の大関 である。いまや機械的な編成が定着している。 それとも高安の先場所の成績11勝と豪栄道の 先場所の9勝は2勝差だから逆 ...

把瑠都が土俵の中で決めたはりま投げ

2017/6/25    

6月23日日本テレビの「究極の○×クイズ SHOW!!超問!真実か?ウソか?」を見ていたら、 NHKの放送席に座ったことのある女優の 紺野美沙子が、人気力士の大相撲の難問クイ ズ50問を答えられるかど ...

物言い後の変遷

2017/6/24  

昭和33年は様々なことが施行された。まず、 七月に名古屋で本場所が開催されて年6場所 制がスタートした年である。次に大日本相撲 協会の名称の大をとって財団法人日本相撲 協会にしたことである。現在は公益 ...

不滅の?満員御礼連続666日

2017/6/23    

現在は相撲ブームである。チケットは過熱 競争で、会場は連日満員札止めである。しか し、今とは比べ物にならないほどの空前の相撲ブームがかつてあった。 昭和63年、元大関貴ノ花の藤島部屋に2人の 息子が入 ...

変わりつつある宇良の相撲

2017/6/22  

変幻自在の相撲が見せ場であった宇良。アマ チュア時代はあざやかな反り技を駆使して きた。そんな相撲、今までに見たことがなかっ ただけに、宇良への期待と注目が集まった。 これまで、腰投げ、首ひねり、たす ...

突破力が必要な遠藤

2017/6/21    

優勝できない稀勢の里、ここ一番に勝てない 稀勢の里というイメージが稀勢の里にはつい てまわった時期があった。しかし、今年の 一月場所初優勝、さらに新横綱で優勝して もはや完全に払拭している。稀勢の里は ...

高安・照ノ富士の横綱先陣争い

2017/6/20  

現4横綱はいずれも30歳以上。今年はそろい もそろって途中休場がある。それだけに新し い力が欲しいところである。期待を担うのは 勢いのある新大関高安と復調の兆しが見える 照ノ富士である。稀勢の里は初優 ...

平成29年年間最多勝レース中間地点

2017/6/19    ,

今年、早くも半分の3場所が終了した。昨年 の年間最多勝は、大関稀勢の里が獲得したが、 今年はどうなるか。3場所までの中間経過を まとめてみた。そこには意外な結果が待ち 受けていた。それが以下である。な ...

知られざる旧両国国技館

2017/6/18  

沖縄で開催されるAKB総選挙が、悪天候の ため公民館で無観客選挙になった。開催場所 はビーチだが、すでに田んぼのような状態だ という。さらに天候は連日雨だという。いまさらながら野外興行の難しさを感じさ ...

スーパー人気力士貴ノ花

2017/6/16  

日刊スポーツによる人気力士アンケート「第 6回大相撲総選挙」は稀勢の里に決定した。 稀勢の里は第1回から6回連続トップである。 稀勢の里の行く所、人が常に集まる。それも 尋常でない数である。今日の相撲 ...

平成29年七月場所チケットネット事情

2017/6/15    

七月場所のチケットが発売されてから3週間 が過ぎた。初日まで3週間余りとなった。 およそ中間点となった今である。チケットは 公式にはもちろん完売だが、ネットはそう でもない。そこで、中間地点の大相撲チ ...

相撲のバイブル わが回想の双葉山定次

2017/6/14    

双葉山といえばどんなイメージをもつだろう か。片目でうちたてた69連勝、年2場所時代 に12回の最高優勝回数、相手が立てばいつ でも立つ立ち合い、信念の人。69連勝は4分 の3世紀以上たった今でも破ら ...

成績で決まる十両優勝賞金考

2017/6/13  

五月場所の十両の土俵は混戦というかどん ぐりの背比べというべきか。終わってみれば 錦木の単独10勝5敗の優勝となった。先場所 も10勝5敗だったが、巴戦であった。十両は 抜群の力士がいなければこういう ...

白鵬独走の元凶

2017/6/12    

五月場所は優勝争いらしい優勝争いがなく、 13日目を迎えて事実上の白鵬の優勝が決定的 だった。そして終わってみれば白鵬の独走で あった。白鵬はここ5場所優勝がなく、しか も不調であった。だから、優勝で ...

ライバル差がつくとき 玉の海 北の富士

2017/6/11  

昭和44年、長く続いた大鵬時代は陰りを帯び てきた。大鵬より後から横綱になった栃ノ海、 佐田の山は先に引退していた。同日横綱に 昇進した柏戸は、昭和43年頃から衰えが目立 ってきた。9勝6敗の成績が多 ...

一人大関の時代

2017/6/10  

今年(H29年)の一月場所、大関は4人いた。 稀勢の里が横綱に昇進し、琴奨菊が関脇に 落ちて、三月場所・五月場所は大関が2人に 減った。そこへ五月場所後に高安の大関が 確定し、七月場所は3大関となる。 ...

大相撲中継さまざま

2017/6/9  

五月場所がぶじ終わって2週間近くになる。 五月場所はあるものがなかった。それは今 思うと奇跡だったのかもしれない。そのある ものとは相撲ファンの天敵国会中継である。 これが五月場所は1度もなかった。1 ...

プロと学生相撲の差

2017/6/8    

現代の大相撲の勢力図を大きく描くのは、 モンゴルと学生出身であろう。五月場所では 小柳改め豊山が入幕し、矢後、水戸龍が幕下 15枚目格付け出しでデビューした。技能賞を 受賞した嘉風、人気の遠藤・宇良も ...

稀勢の里の苦悩

2017/6/7  

稀勢の里の稽古のようすが伝えられている。 現段階ではまだ、試行錯誤の状態である。下 の者をつかまえて左を試してみたりする段階 である。だが、時は刻々と過ぎゆく。東京 での稽古時間はあと2週間半になった ...

高安の相撲内容を採点する

2017/6/6    ,

五月場所の話題の一つに高安の大関昇進なる か、があった。高安は地力と自信をつけ、 場所に臨んだ。15日間、高安はどんな相撲を 取ったのか。相撲内容を採点してみた。採点 の基準は、自分の力をどれくらい土 ...

立ち合いの手つき不十分に一考

2017/6/5  

相撲は一番勝負である。だから下位力士が 横綱を倒すことがありえるわけである。これ が3本勝負だと番狂わせは極端に減っていく と想像できる。ところが、五月場所10日目の 栃ノ心対大翔丸戦で3本勝負おこな ...

高安を追う者

2017/6/4  

高安が大関に昇進したことで、4横綱3大関 となった。7人は数としては多い部類に入る。 早い話、7人に負けたら関脇以下には1番も 落とせないことになる。横綱大関は飽和状態 といえる。それでも相撲ファンは ...

新版 新大関の通信簿

2017/6/3    ,

五月場所後、高安が文句なしに大関に昇進 した。いささか過熱気味の報道の中、話題は つきない。新大関は、近く七月場所に向けて 始動すると思われる。新大関の場所は、今後 の高安を見通す上でも大事な場所とな ...

高安大関までの出世街道

2017/6/2  

高安の大関昇進とともに、様々なエピソード、 家族、地元の盛り上がり、名店などが、これ でもかこれでもかと連日テレビで紹介された。 かつて大関昇進でここまでニュースになった ことがあっただろうか。高安フ ...

相撲専門誌3誌競合時代

2017/6/1    ,

今日相撲専門誌3誌が発売された。先日千秋 楽を迎えた五月場所の決算号である。相撲 専門誌は五月場所展望号から3誌競合時代に 入っている。 表紙は雑誌の顔と言われる。表紙を何にする かは、重要なポイント ...

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