大相撲

■秋6日目 波乱の予感

2019年9月13日

横綱鶴竜が、大栄翔の果敢な押しにいなしで
対応。しかし、大栄翔はくずれない。ひた
すら押し続ける。鶴竜、かわさんとしたが、
大栄翔つけいって、そのまま向こう正面に
押し出した。鶴竜はまさかの連敗である。
充実・安定・好調の鶴竜はこの2日間でたち
まち失われてしまった。冷静に考えると、
これまで鶴竜の優勝の翌場所の成績は、それ
ほどの成果を残していなかった。

初優勝14勝1敗→9勝6敗
2回目12勝3敗→9勝6敗
3回目14勝1敗→5勝6敗4休
4回目13勝2敗→14勝1敗優勝
5回目14勝1敗→3勝3敗9休
6回目14勝1敗→?

優勝候補といっても鶴竜以外はあげにくい
のが、実情である。その鶴竜がくずれること
になると波乱の始まりになる。それは誰が
優勝するか予想もつかない場所に突入する
ことを意味する。NHKの解説者だった神風
さんは「連敗する力士は優勝できない」と
言っていた。

序盤戦無傷できた貴景勝が遠藤を押し切れず、
はたきに出てつき膝で初黒星をきっした。
6日目が最も貴景勝らしくない相撲内容で
あった。もろささえ感じた一番であった。

その結果、上位では1敗が御嶽海、貴景勝、
遠藤の3人になった。彼らがこのまま突っ
走るとは考えにくい。2敗組が浮上すること
も十分あり得る。上位の星のつぶし合い次第
では優勝ラインは12勝3敗も考えられる。

ここ1年で初優勝が3場所もある。もはや
番付で計れない展開が増えてきている。本来
は横綱が土俵を締めなければならない立場
だが、年齢的にも多くを期待しにくい。混迷
の時代は新しい英雄を求めているが、まだ
まだ時間がかかりそうである。

【大相撲写真館】

190122十日目南門 208

3連休のうち2日は雨のようです。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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