大相撲

写真で見る栃ノ心奇跡の4場所連続優勝

2018年6月17日

十両照ノ富士は途中休場しながら途中から
出場した。だがついに一番も勝てずに場所を
終えた。力がまったく入らない相撲が目立ち、
途中から出場する意味が果たしてあったのか。
首をかしげたくなった。照ノ富士は一月場所
も同様の展開だった。今度手術に踏み切ると
いうが、何とも中途半端な後の対処となって
しまった。

それとは逆に徹底して休場して、奇跡の復活
を成し遂げた力士がいる。いわずと知れた
栃ノ心である。栃ノ心は平成25年七月場所
5日目、徳勝龍に勝ちながら右膝前十字靭帯
断裂、右膝内側側副靭帯断裂で大ケガを追っ
て途中休場した。中途半端な出場はせず、
このあと3場所全休した。そのため地位は
幕下の55枚目まで降下した。

落ちたら、落ちたなりの相撲しか取れない。
といわれる相撲界で、栃ノ心はここからミラ
クルのような4場所連続優勝で幕内に復帰
した。ここまでは以前にも書いた。今回は
具体的な星取表と写真で見ていこう。
130711五日目幕内 200徳勝隆
<H25年7月 徳勝龍に勝ちながら膝に異変>
栃心A
星取表
140321十三日目幕下以下 513武蔵海
<H26年3月 武蔵海と幕下優勝をかけた一番>
140321十三日目幕下以下 528武蔵海
<武蔵海を寄せつけず幕下優勝を決めた>
140323千秋楽十両 618
<H26年3月 幕下優勝の表彰を受ける栃ノ心>
140517七日目幕下以下 612kizenn
<H26年5月幕下希善龍との力相撲> 
140517七日目幕下以下 619きぜん
<最後は栃ノ心がなんとか勝利>
140523十三日目幕下以下 570あくあ
140523十三日目幕下以下 572あくあ
<H26年5月天空海を圧倒して幕下優勝を決める>
140713初日十両 067大栄
140713初日十両 075大栄
<H26年7月十両 大栄翔に圧勝>
140714二日目十両 020千代国
<H26年7月十両 千代の国を寄り切る>
140727千秋楽十両 344140727千秋楽十両 360
<H26年7月十両千秋楽 1敗逸ノ城を倒し13勝2敗で並ぶ>
140727千秋楽十両 762
<優勝決定戦も制し、逸ノ城に連勝!十両優勝を決めた>
140915二日目十両 351ことゆう140923十日目十両 450
<H26年9月十両 琴勇輝にパワー勝ち>  <栃ノ心の雄姿>
140923十日目十両 490がが
<H26年9月十両 臥牙丸を寄せつけず>
140927十四日目幕内 359おき
<H26年9月十両 幕内隠岐の海に勝ち14勝>

平成26年九月場所、栃ノ心は元小結という
条件はつくものの、十両で15戦全勝優勝を
達成した。栃ノ心はケガから復帰して、奇跡
とも思える4場所連続優勝で幕内に復帰した。
復帰後栃ノ心は11勝4敗で敢闘賞を受賞して
いる。

こうしたことがあって優勝栃ノ心、大関栃ノ
心がいるわけである。それを口で言うのは
簡単だが、心身ともに苦しさに打ち勝った
ことが尊いのである。

朝食抜きの1日でした。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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