大相撲

■春10日目 稀勢、高安優勝に近いのはどっち

2017年3月21日

全勝高安対貴ノ岩戦
 何とか勢いのある高安を止めようとして貴ノ
岩は変化に出た。だが、高安はくずれない。
逆にあわてる貴ノ岩をはたき落としてしまっ
た。変化をくうのは立ち合いが斜め上に向け
て立たないからである。高安に奇策は通じ
なかった。

全勝稀勢の里対玉鷲戦
玉鷲の攻撃力は威力のある突き押しである。
だが、稀勢の里は立ち合い素早く組みとめ
玉鷲の突き押しを封じてしまった。その
瞬間勝負あった。

さて、稀勢の里と高安が優勝へマッチレー
スとなっている。はたし稀勢の里と高安
どっちが優勝に近いのだろうか。

まず、10日間の相撲内容を比較してみよう。
二人ともほぼ完璧に近い。それではどちらに
つけいるスキがありそうか。しいていえば
高安のほうである。

残りの対戦相手からはどうか。
 ▼稀勢の里 
鶴竜、日馬富士、照ノ富士、嘉風(確定)
▼高安
鶴竜(確定)、日馬富士、玉鷲、嘉風
あとひょっとしたら両力士に平幕の好調
力士を当てるかもしれない。

両力士のカギをにぎるのは、鶴竜、日馬
富士の両横綱である。今場所は心もとない
土俵が続いているが、意地と存在感を見せ
てほしい。稀勢の里は1敗で快進撃中の
照ノ富士戦を残しているのが大きい。予想
では千秋楽に対戦するが、展開によっては
大一番になる可能性がある。

結論。高安は未知の領域に挑むことになる
のに対し、優勝を経験している稀勢の里が
やや有利とみたい。

<大阪情報>
大阪は雨でした。夕方までにはやみ、千秋
楽まで再び降ることはないとのことである。
かさをぬらしたくないので、高速道路の
下を通って大阪府立体育館まで行きました。

大阪府立体育館の出口は狭いので、人で
ごった返します。
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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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