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2024年九月場所直前考

照ノ富士が休場した。手薄な横綱・大関陣がますますます薄くなっ
た。大関琴櫻はまだ優勝がない。大関で12勝以上したことはない。
大関豊昇龍は関脇で優勝して6場所経過した。その間12勝以上した
ことはない。手薄だけでなく強さへの信頼性に欠ける。

<琴櫻>

それでは優勝はどうなるのか。予想はいつも通り難しい。混迷の時
代はまだ続いている。だから14勝や全勝の優勝は考えにくい。

成長が見込まれる最大の力士は大の里である。初日前日優勝額の贈
呈式が行われた。五月場所優勝した大の里が出席した。大の里が引
き上げるとき「もう1度優勝して」という声援が飛んだ。大の里は
入幕5場所目にあたる。大関へ踏み出すには11勝が欲しい。

<大の里>

ほかに関脇・小結で注目される力士は平戸海である。上位が手薄だ
けに勝ち越せそうである。平戸海には勝ち越すだけでなく、出足速
攻相撲の技能賞を期待したい。平戸海が活躍すれば相撲は面白くな
る。なお、七月場所は3関脇2小結が全員勝ち越した。

<技能賞を受賞した平戸海>

熱海富士はちょっとだけ強さが足りない。これを解消すれば上位で
勝ち越せる。あれだけの体格を持ちながらまだ生かし切っていない。
まず小結を目指すことである。

新入幕は阿武剋と白熊である。阿武剋は十両2場所で突破した。白
熊は先場所十両優勝している。活躍する要素はある。ただ、新入幕
10勝=敢闘賞の図式はいただけない。三賞はあくまで相撲内容で決
めるべきである。

暑さ続く九月場所がいよいよ始まる。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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