大相撲

湘南乃海の出世街道 下

2020年はコロナ禍で、無観客開催や場所の中止が相
次いだ年である。湘南乃海は再び負け越しの1年と
なった。17勝18敗で下積みは約6年半になった。七
月場所、一山本には再び負けたが、宇良に突き落と
しで勝っている。十一月場所は平戸海に敗北してい
る。

<幕下時代 宇良を突き落とす湘南乃海>

2021年は東幕下21枚目でスタートした。年間22勝20
敗で翌場所は西幕下21枚目と一進一退であった。下
積みは約7年半に及んだ。2022年は勝負の年となっ
た。1場所負け越しがあったものの4場所勝ち越し
て十一月場所は幕下西筆頭まで進んだ。七月場所金
峰山、九月場所朝乃山に敗れたものの確実に番付を
上げた。

十両をかけた運命の十一月場所。初日から4連勝と
快調なスタートとなった。朝乃山、上戸に敗れ4勝
2敗となった。7番相撲は十両の豪ノ山だった。は
たき込んで貴重な5勝目をあげ、十両昇進を確実に
した。下積みは序ノ口以降51場所に及んだ。

<十両豪ノ山に勝って十両昇進確実>

ところが十両ではそんな下積みを感じさせない快進
撃が続いた。32勝13敗、わずか3場所で入幕した。
強さを感じさせた。

ここまで湘南乃海に触れてきて2つのことに気がつ
く。まず優勝がないことである。54場所務めて1度
もない。そして休場がないことである。現在402連
続出場中である。

<新十両>

193センチ、186キロ。左四つ寄り、押しを得意とす
る。25歳。好きなアーティストは湘南乃風である。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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